保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女の子
トラブルが起きた背景
Mちゃん2歳とSちゃん0歳は姉妹です。ある時Sちゃんが発熱、咳の症状があると朝連絡が入りました。母のNさんはMちゃんは元気そうなので登園させたいと申し出がありましたが、現在はコロナウイルス流行中の為、国や北海道の方針に従いSちゃんを受診させ、診断がつくまでは姉妹や兄弟は預かれないと伝えました。
その日はわかりましたと納得しましたが、2日くらい続けてSちゃんの熱が下がらず原因もわからないため登園できない日々が続きました。
Nさんから姉妹を家で見るのは限界だと電話がきて、話し合いすることになりました。
夕方にNさんが来園し、園長、クラス担任、看護師で対応した。母としては姉妹を家で見るのは大変で疲れるので元気なMちゃんを登園させたいとのことだったが、国や北海道の方針を再度知らせてSちゃんはセカンドオピニオンで別の病院を受診するよう勧めた、結果的にはコロナウイルスではなかったため遅くならない程度で登園を許可した。
対応者の中での対応
国や北海道の方針はプリント配布及び拡大コピーしたものを保護者の見える場所に掲示して繰り返し知らせていた。職員も全員マニュアルを理解し、電話応対の際正しく伝えられるよう努めていたのでよかった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
同じくとにかくマニュアルを読み、理解して対応することが大切だと感じる。
保護者が自ら申し出たことにより、看護師も場に立ち合い検査してくれない病院もあることを伝え、セカンドオピニオンを勧めることも大切だと感じた。