保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 男の子
トラブルが起きた背景
集団内でちょっと気になる子として位置付けられている。
ある日、お昼ご飯の前に、他園児さんは手洗いを済ませて椅子に座り、きちんと待っているのに対し、Aくんは立ち上がり、ふらふらと保育室内で歩き始めた。
保育士Bさんは、Aくんに座るようと声がけをした。
Aくんは聴こえていないのか、聞こえないふりをしていたのか、座る様子がなく、歩きまわっていた。
今度、保育士Bさんは、彼の目の前に行き、再度注意を促していた。突然、彼が保育士Bさんを叩き、その場でジャンプをして、パニックになった。
二人の様子を見ていた保育士CさんはAくんのところに行った。
最初は、落ち着こうと話をかけた。お友達が怖がっているよと。
彼は、ジャンプをするのがやめました。保育士Cさんは、彼の背中をさすりながら、最近は雨ばっかりで、お散歩も行きたいよね。歩きたいよねと彼の気持ちを一旦受け止めた。彼は、うんと返事した。
対応者の中での対応
強引に注意しないで、まず最初に子どもの気持ちを受け止めることの大切さを学んだ。
今後同じ事例が起きた時の対処法
子どもの話をしっかり聞く。また、やりたい気持ちを受け取める。
今はできない理由をきちんと説明する。背中をさすたりして、ボディタッチで、安心感を与えて落ち着かせる。
我慢ができた場合、オーバーに褒める。最初彼に自分が成長したことを実感させる。