保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭男の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

年中児のクラス担任をしていた時のことです。
クラスでいつものようにお弁当を食べ降園しました。
するとN君のお母さまから電話がありました。
話を聞くと、同じクラスのRちゃんのお母さまからN君のお母さまに電話があったそうで、Rちゃんが今日のお弁当のおかずをN君にあげたということでした。
N君のお母さまはびっくりしていて、N君におかずをもらったかと聞くともらっていないと答えたそうです。
もちろんクラスでも食事中は基本立ち歩かない約束になっているので、立ち歩く園児もいなかったですしましてやお弁当の中身を交換したりと言うこともありませんでした。
そして、そんなにうちのものが欲しいのならあげましょうか?とも言われたそうです。R君のお母さま自分で買えない訳ではないこともあり断ったようです。
お弁当時の様子をN君のお母さまにありのままお伝えし、私からもRちゃんのお母さまにお話ししてみますと伝えました。
Rちゃんのお母さまから事情を聞くと、RちゃんはN君におかずをあげたというので、クラスではどうなっていますか?と聞かれたので、そんなことはなかったですとありのままを伝えました。
お母さまも子どもの言うことだからどうなのかと思ったそうですが、信じないのもどうかと思ったそうです。
Rちゃんは年中から幼稚園に入園し、バス通園でそのN君と同じマンションでした。N君のお母さまも同じ乗降所で毎日顔を合わせるからと今後を気にされていました。
Rちゃんのお母さまも、普段バス通園で園の様子が見えないので不安だったところもあったようです。
なので、園の様子を見に来ても良いですよとお伝えし、できれば子どものありのままの様子を見られるよう、気づかれないようにこっそりになりますがと見学に来てもらいました。

対応者の中での対応

園の様子が気になると言うRちゃんのお母さまの要望に応え、園の様子を見に来てもらったこと。
そしてN君のお母さまにはN君の言ったことが本当で、心配はいらないと言う安心を伝えられたこと、Rちゃんのお母さまにも見学に来て様子を知ってもらえたことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

子どもの言うことなので、園で言うことと家庭で言うこと、何も考えずに言ってしまったことなど様々ありますが、両者の子ども、親からそれぞれしっかり話を聞くこと、そして園での様子をありのまま伝えること、担任としてどのような対応を取っていくかだと思います。
自身がしっかり子ども達の様子を見ていれば、自信を持って答えることができますし対応できると思います。
大抵、怪我やトラブルが起きる時は先生が見ていない時に起こりがちです。
保護者対応ではどちらも状況を納得してもらい、今後我が子を安心して通わせられるような気持ちにすることも大切だと思います。
何よりも信頼関係です。後は困ったら先輩や上司に相談することも大切です。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ