保育施設の事例
施設名: 幼稚園
幼稚園幼稚園教諭男の子
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
年長児の預かり保育時間内でのできごとです。
HちゃんとRちゃんは幼稚園でのクラスは別で、預かり保育の時間では同じ年長クラスとしての関りがありました。
二人はとても仲が良く、二人だけで遊ぶことが多かったです。
年長の女の子となれば意見ははっきりと言うし、女の子の方がませていたり、女の子独特の〇〇してくれないなら入れてあげないなどが出てくる時期でもありました。
いつものように仲良く遊んでくれることもあれば、Rちゃんが遊んでくれないと言うこともありました。
しかしRちゃんは別の友達と遊びたかったり、別の遊びをしたいと言う理由もありました。
そうこうして友達関係を築いていくものです。
そんなある日、Hちゃんのお母さんが仕事を終えお迎えに来ました。そして、最近うちの子どうですか?ちゃんと遊べていますか?と聞かれました。
二人で遊ぶことが多いですが、幼稚園のクラスの友達と遊ぶこともありますと状況を伝えました。お母さんは、HちゃんがRちゃんが遊んでくれない、どうしていいかわからないとお家で話しているようでした。
なので、園での様子を伝えると共にもう少しHちゃんを気にかけて見ることと、双方から話を聞いてみますと伝えました。
対応者の中での対応
Hちゃんの保護者も同業で保育園に勤めていました。
なので、何となく園での様子や流れを把握しやすい状況ではあったと思います。
先生達の子どもに対する関わり方など、先生目線で見ることができるので少しやりづらさもありました。
しかし保護者であることには変わりないので、実際の様子を伝えたこと、注意して見ていくこと、そしてこちらから最近はこんな様子ですがご家庭ではどうですか?とお母さんとコミュニケーションを取っていけたことが良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
個人的になりますが同じ保育士という立場だったので、先生サイドのやり方や対応の仕方などをとても見られている気がして少し対応しづらいなと思っていました。
しかし大切なお子様を預かっていること、保護者の一人であることに変わりはないので丁寧にはなしをすることや、しっかりお子様を見ていきますと言う安心感を感じてもらえたら良いのかなと思います。
先生と子どもの信頼関係と先生と保護者の信頼関係を築いていくこと、常にコミュニケーションを取っていくことが大切だと思います。