保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

K君が年少の頃、入園当初から子どもの健康状態が悪く、お母さんに伝えてもなかなか改善しませんでした。
このご家庭は母子家庭で、姉、兄、K君の3人姉弟です。お母さんはフルで仕事をしていました。姉妹園の保育園から要注意と申し送りはありましたがいざ直面するとその大変さがわかりました。
まずは生活のリズムが整っていなく、お母さんの大人のリズムになってしまっていて登園するなり寝てしまう、肌の乾燥が酷くかきむしってしまう、それがさらに悪化し自分の足の指まで口で噛む程でした。持ち物や書類の提出忘れも多かったです。担任はその都度メモで細かくお母さんに伝え、延長保育の先生も肌が痒くて集中できないから病院に行った方が良いと何度も伝えました。午後のお昼寝も一度寝てしまうと夕方まで起きず寝起きも悪かったです。
担任、預かりの先生から様子を聞いた園長もことの大事さに気づき、園長、担任、預かりのリーダー先生、お母さんで話し合いをすることになり現状とこうしたら良いというアドバイスをしたそうです。
私も預かりでK君を担当していましたが、生活リズムにしても肌の状態にしても結局辛いのはK君自身なので、預かる身としてはスムーズに生活できるようにするしかなかったです。

対応者の中での対応

現状をお母さんに伝えたり今後のアドバイスをしたことです。お母さんもどうしたら良いかわからなかった点もあったと思います。
また園長が話し合いにいると言うことは、ことの重大さに少しでも気づいてくれるかなと言う期待もありました。
普段仕事をしていてなかなかゆっくり話す機会がないので、話し合いの場を設けたのは良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

母子家庭でお子さんが3人いるので、仕事をしながら子育てはとても大変だと思います。
預かる側としては提出物やクラス運営があるので、集団生活についてきて欲しい気持ちがどうしても出てきます。
しかしシングルで育てているので、手が回らないところもあるのだと思います。
担任も丁寧にお母さんがわかりやすいようにメモを何かあるごとに貼っていましたが、もしかしたらこれを負担に思う方もいるかもしれません。毎日仕事をして子育てをして、忘れ物や提出物を出してくださいと言われたらこれ以上もっと頑張れって言うの?また持たせ忘れちゃったんだとお母さんが自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
なので適度に、やはり顔を見ながらコミュニケーションを取り、お母さんの気持ちに寄り添った対応ができたら良いのかなと思います。

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