保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Mちゃんが年少で入園し少し経ってからのことです。
Mちゃんは入園前にプレ教室に週1回通っていました。入園間近の3月にお母さんからプレの先生にうちの子の様子はどうだったかと相談があったそうです。そのことは園長にも相談していました。プレの先生は毎週の様子から少し気になっていたようで園長にも伝えていました。ですが入園を許可しお母さんも大丈夫なんだと思ったようです。しかしクラスの集団生活になるとやはりついていけず、Mちゃん専属に一人加配の先生がつくことになりました。お母さんも入園を許可され安心して入園したはずなのに、今度は療育を薦められ戸惑っていました。
しかし担任や園長も療育について話したり、Mちゃんのためにということで月に何回か療育に通うことになりました。
その後もMちゃんがスムーズな園生活を送れるよう加配はつき、集団生活についていけるようになってくると担任だけでも大丈夫になりました。お迎えでお父さん、お母さんと話をしコミュニケーションを取りながら様子を伝えていました。

対応者の中での対応

お母さんが心配していた気持ちを聞き、今後どのようにしていけばMちゃんのためになるかを考えスムーズに療育をすすめられたこと、園での様子を直接伝えていけたこと、Mちゃんの負担が軽減されるような職員配置で接することができたことだと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

昔に比べ発達障害と言われるお子さんが増えたように思います。
と言うのも、前はちょっと落ち着きがない、不思議な子と思われていただけで実はそれが発達障害であったと言うことがあったからです。
今では発達障害の診断が早くつくようになり、クラスに必ずいると言うくらいになりました。実際に子育てをしているお母さんは子どもの気になる様子に直面し、困っていたり悩んでいることも多くあります。
お母さんから相談を受けたらまずは気になるところや気持ちをしっかり聞いて寄り添い、その子が楽しく過ごせるようにするにはどうしたら良いかを一緒に考え提案するのも良いと思います。
療育に抵抗を感じている方もいますし、我が子は発達障害ではないと思いたい、実際に専門機関に行ってみないとわからないことも多いのでむやみに療育をすすめるのも難しいかと思います。
なので親子に寄り添いどうしたいかを一緒に考え、子どものことを第一優先で密にコミュニケーションをとっていってほしいと思います。

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