保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

TちゃんとYちゃんが年少の頃、預かり保育で自由遊びの時間でのことです。
室内の自由時間で、TちゃんとYちゃん共にそれぞれ好きなぬいぐるみで遊んでいました。
午後の自由時間で後はお迎えが来るのを待っていました。
TちゃんがYちゃんの持っているぬいぐるみが欲しくなり「貸して」「だめ」「貸して!」のやり取りが続いていました。
しばらく様子を見ていたのですが、お互いに機嫌が悪くなるばかりで解決しそうになかったので仲介に入りました。
二人の間に入り話を聞きそれぞれの気持ちを聞きました。おもちゃの貸し借りトラブルは年少児にはよくあることです。貸して!と言われると、使ってもいないのにだめと言うこともあります。
今回はYちゃんもしっかり使っていたものだったので、お互いが納得して貸し借りができるようにしたいと思いました。
Yちゃんは今使っているからだめと言うので、使い終わったら貸してくれる?と言うと無言。しかし、しばらく考えてから良いよと言ってくれました。Yちゃんも気に入って使っていたため、時計の長い針が〇になったらにしよう!と提案し、両者になっとくしてもらいTちゃんもお利口に時間まで待つことができました。
子どもによっては待っている間にそのことを忘れてしまうこともありますが、今回はこの提案で納得してくれました。

対応者の中での対応

すぐに両者の間に入るのではなく、しばらく様子を見て見守ったことです。
それから両者の意見を聞き納得のする提案をできたこと。
約束を守れた両者を褒めたことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

おもちゃの貸し借りトラブルは毎日のようにあると思います。ましてや年少児は特に多いと思います。
自分の気持ちが優先してしまうので、なかなか自分の気持ちを抑えるのが難しいのかもしれません。
年少児はここから噛みつきや引っ掻きに発展してしまうことがあるので、ある程度見守りながら様子を見て、危ないな、解決しそうにないなと思ったら先生が間に入った方が良いと思います。
年齢が上がれば自分たちで話し合い解決が出来るようになってきますが、年少の初めは特に気をつけて見ていかなければならないと思います。
貸してって言っているのに何でだめって言うの?ではなく、両者の気持ちをしっかり聞きお互いに納得する解決案を出せたら良いなと思います。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ