保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

H君が年少の頃のことです。
H君は第一子で一人っ子でした。両親共働きで延長保育も利用していました。お母さんも全てが初めてのことと言うのもあり、園での様子もとても気にされていました。
その中でも毎日口にする給食やおやつのことが心配で、園長も含む話し合いになりました。給食はどんな食材でどこの産地か、延長保育でのおやつはどんなものを食べているのか気になると言うことでした。
メニュー表を見ながら話し合い、延長保育でのおやつは給食室で作る物と曜日によって市販のものとありました。
お母さんは体に害のない天然素材のもの、オーガニックに由来するものを家で食べさせるようにしていたので、市販のどんなものが含まれているかわからないものを食べさせるのに抵抗があったようでした。
なので、こちらとしては食べている物の説明と曜日によって出るおやつが違うと言うこと、しかし子どもの年齢に合わせたものを考えて出していること、もちろん体に良くないものを出してはいないことをお伝えしました。
また、親子の会話として今日はどんなおやつだったの?など子どもとの会話の一つにして欲しいという狙いもあります。
そして、お母さんが心配であればH君は毎回おやつを持参しても良いですよと提案しました。
お家で食べているおやつと同じものを園で食べることもあるので、そちらは園の物を出しますと話し納得してもらえました。

対応者の中での対応

お母さんが納得するまで話し合い、我が子を思う気持ちに寄り添いながら一つ一つ解決、提案できたことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

一人っ子や第一子のお母さんは全てが初めてのことなので、心配になる気持ちが大きいと思います。
しかし、それは大切な我が子を思う気持ちからきているので、その気持ちに寄り添いながら話を進めていくことが大事だと思います。
また、今回は食べ物に関してだったので余計心配だったと思います。
アレルギーではないので、お母さんの気持ちを優先させつつ集団生活の流れも理解してもらいました。
全てを鵜吞みにするのではなく、こちら側のできる範囲で対応していくことも保育をする上で大切だと思います。
毎日の保育の中でお母さんの気持ちを汲み取り寄り添い、コミュニケーションを密に取っていけたら心配も少しずつ解消していけると思います。

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