保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Hちゃんが年長の頃、延長保育でのことです。
Hちゃんは生まれつき手の親指の骨が曲がっていて、生活にそこまで支障はなかったものの正常にするため手術をすることになりました。
丁度夏休み期間中に手術をすることになったようで、幼稚園自体はお休みです。
しかし、両親共働きで延長保育を利用していたので夏休みも預かりがありました。
事前に手術をすると言うことを知らせてくれていたのですが、術後まだ指が固定されない中外遊びやプール、転んで手をついてしまっても困るので延長保育の利用はお断りしたいと伝えました。
ですが、お母さんも仕事があり休みを取るのが難しいと言われました。子どもの安全が第一優先なので、何か起こってからでは遅い、大事なお子さんをそのような状態で預かるのは難しいので、お母さんには家で見てもらうようにしました。
大事な我が子だからこそ、何かあってはいけないのでそこはお母さんにも十分に理解してもらいました。仕事か我が子の体かと言われたら、やはり我が子の体が大事だと思います。

対応者の中での対応

お母さんは仕事があるのに…と、初めは納得のいかない様子でしたが、やはり大事なお子さんの体に何かあっては困るので、預かる側としてもそこは譲れませんでした。
しっかり治り、Hちゃんも心配なく楽しく過ごせるようになったらお待ちしてますと伝え、できることとできないことをしっかり伝えられたことが良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

風邪のひき始め、治りかけ、薬を飲んでいる状態で預かってくれと言う保護者の方が多くなった気がします。
しかし、その背景には核家族で両親の共働きも大きく関係していると思います。
お母さんも仕事をしている家庭が多いので、仕事を急に休むのは難しい、少しでも子どもを預けて仕事がしたい…という方もいます。
様々な状況がありますが、第一はやはり子どもが安全に過ごせるかどうかだと思います。
これは保育に当たり絶対に譲れないことだなと思っています。
しっかし保護者の方と話し合い、納得してお互いに気持ちよく園生活が送れると良いと思います。

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