保育施設の事例
施設名: 幼稚園
幼稚園幼稚園教諭男性
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
夏場の水分補給は各自が持ってきている水筒で行っていました。
水筒を飲むタイミングは担任の私が声掛けをしたタイミングで一斉に行う形で、1日の中で3、4回ほど夏場は取り入れていました。
ある日、クラスのN君が脱水で体調を崩したのでお休みしますと幼稚園に連絡がありました。
その日の夕方、保護者の方から園長に直接「息子が園内で水分を補給しておらず、毎日水筒の中身があまり減っていない。もっとしっかりと飲ませて欲しい」と話がありました。
普段から水分を補給する時間は設けていたのですが、N君は飲むふりをして飲んでいませんでした。
それを聞いてからは、水分補給をする際には個人的に声をかけたり水筒の中身が減っているかなどの確認をすることによって改善し、保護者ともこまめに連絡を取ることで和解することが出来ました。
対応者の中での対応
水分補給をちゃんとしているかどうかまで確認する必要は無いと思っていましたが、それが原因でトラブルになってしまったので、どんな些細なことでも気にかけておかなくてはならないと感じました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
仕事をしていれば保護者とのトラブルは起こる可能性の方が高いです。
そのため、トラブルを起こさないように日々様々なことを気をつけて置くことも大切ですが、トラブルが起きた時にどういう対応をするのかも大切なことです。
起こったことをしっかりと受け止めて、自分に非がある場合には保護者にしっかりと謝罪して改善策を伝えそれを実行する、そしてその後の経過を伝えるなど、保護者との信頼関係の修復に務めることも大切なことです。
トラブルが起きた時には、頭が困惑して上手く対応出来ない時もあるかもしれませんので、1人で解決しきれないような出来事であれば周りにいる園長や主任にも相談をして、最善の方法を一緒に考えてもらうことも大切だと思います。