保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭男の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

幼稚園に就職して2年目の後輩S先生のお話です。S先生は1年目の時から頑張り屋さんで一生懸命仕事をしていたように思います。
2年目になり新しいクラスを持つことになり初めは小さなミスをしながらも私たち先輩でカバーし楽しく働いていました。その小さなミスの中でも1番多かったのが降園時のお迎えに行く、バスで降園、延長保育を利用する、保護者の方との連絡ミスです。
S先生のクラスのNちゃんは、お母様が働いている為この降園方法が様々でした。
お母様はS先生と『特に連絡がなければバス降園、その他はその都度メモor電話連絡する』と約束していたようです。
しかし日々の保育でバタバタしていたのかS先生はNちゃんの降園方法を何度も何度も間違えてしまい、迷惑をかけてしまいました。
初めのうちはNちゃんのお母様も大丈夫です。と許してくれていたのですがメモを残しているのにもかかわらずミスする事に不信感を覚えていったようです。
メモは必ず朝、担任がチェックする決まりになっています。
バス降園の日にNちゃんのお父様がバス停留所で待っていた際にまたミスをしてしまい、停留所に着いたのにNちゃんは乗っていない!またミスされた!と流石にお怒りのご様子で園に電話がありました。その時は園長、主任の先生、担任のS先生と丁寧に謝罪し後日お詫びをしにNちゃんの自宅へ行ったようです。
お母様はそこまで怒っておらず、今後気をつけてくれれば良いとの事で解決しました。その後は、メモは主任先生も確認できるような所に貼っておく、バスに乗せる際にバス担当の先生も必ずチェックするという事を園全体で徹底しました。

対応者の中での対応

ミスをしてしまった日は保育後に電話をしていたようですが、なんとなく軽くすみませんでしたと言うだけでまた繰り返す為、保護者からの不信感が生まれたと思います。電話がつながらない日はそのままにしてしまうこともありました。
保護者の方からすると何の謝罪もないまま過ごされていた事になり腹が立ったと思います。時間を置いてかけ直すなりお手紙を書いて渡すなり方法はあったと思います。今回の件で1番良くなかったのは近くの先輩に相談しなかった事だと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずは自分自身で保護者の方からの連絡は必ずチェックし確実に行う事です。
メモを頂いたのなら保育室の見える所に貼っておく事。降園前にもう一度メモに目を通す事。目を通したら自分自身がわかるようにその場でチェックを入れる事が大切だと思います。
私は心配症なのでこの方法+お昼の落ち着いた時間にメモに目を通して何重にもチェックしていました。また降園方法についての連絡等はいらないと思いますが、他の連絡を貰った場合は保育後その日のうちに保護者の方に連絡差し上げるのが良いかと思います。
すぐに調べられない事でもその日の子どもの様子を伝えつつ、調べたらまたこちらから連絡しますと一言伝えておくと保護者の方も安心すると思います。なにより普段から子どもの様子を伝えたり挨拶をしたり、当たり前ですかコミュニケーションをとり信頼してもらうのがいちばんです。
あとは小さな事でも先輩に相談した方がいいです。話しやすい先輩、歳の近い先輩、誰でもいいので相談して下さい。

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