保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

年少児の入園直後、T君を始め同じ年少児複数名のクラスから園庭に脱走するという出来事です。
入園直後と言うこともあり、子ども達は大好きなお母さんやお父さんの元を離れ慣れない集団の中に入った生活が始まりました。
そこで初めての場所と言うこともあり約束事や園での過ごし方、物の使い方などもわからないままスタートです。
そんな中、クラスのお部屋に入っていることが嫌になり、泣いている子もいればおもちゃに夢中になっている子など様々です。
やはり園庭と言う広々と解放された場所、遊具で遊びたいという気持ちが優先してしまうのか、5クラスあるそれぞれから外に脱走してしまう園児が何人かいました。上履きでそのまま出てしまったり、一人が出れば他の子も出ようとしたりします。
もちろん悪気がある訳でもなく、素直な遊びたいという気持ちがそのまま表れた結果です。それぞれのクラスに担任とは別に補助の先生がついているので、脱走してしまった園児は補助の先生が迎えに行くという形でした。
みんな楽しそうに外に出ていくので微笑ましいのですが、まだ遊具の使い方や約束もしていない時期なので、怪我や事故があってはならないと先生達はひやひやしながら必死に止めに入ります。
みんなで遊びに出ること、担任の先生の話をしっかり聞くこと、お約束を守ることなど脱走してしまった都度一人一人に話しクラスに戻りました。

対応者の中での対応

まだ入園して間もないと言うこともあり、園でのルールもわからないので脱走してしまったことよりも、お部屋で先生が心配して待っているよ、またお友達と一緒に遊ぼうね等と話をしてクラスに戻れたことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

入園直後の年少さんは、本当に何をするかわからない危うさを持っていると思います。
先生の目がいくつあっても足りないくらいです。
保護者も園での様子を心配してお家で待っている時期だと思います。怪我や事故も起こりやすい期間でもあると思うので、より注意が必要だと思います。
年少さんでなかなか話も通じないこともありますが、外よりもお部屋で楽しいことがあるということに注意を向け誘導していくのも一つかなと思います。
まずは園児の安全を第一優先させ、幼稚園を楽しい場所だと思ってもらえたら良いかなと思います。

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