保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭男の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

Yちゃんが入園し、まだおむつが外れていなかったので、日々のトイレトレーニングでのことです。
基本的には幼稚園に入園するまでにおむつが外れていることが前提なのですが、最近はクラスの4分の1程度の子がおむつが外れていないのではないかというくらいです。
一人でトイレに行けることで、子どもたちの負担もないですし、預かる側としても集団生活の中で手を取られ全体を動かしていくことに支障が出たりすることを抑えられます。
Yちゃんは少し頑固なところがあり、トイレに誘っても気分で行ったり行かなかったりでした。もちろん子どものことですし、気分が乗った時に行けたら良しとしていました。無理に誘ってトイレが嫌になってしまわないようにしていました。
しかし、うんちが出てもおしっこが出ても教えてくれず、何だか臭う…ということが多々あり、その都度出たら教えてねというように話していました。
保護者にもお家での過ごし方を聞き、連携しておむつを外していこうということになり、園ではパンツにしてみることにしました。
お気に入りのパンツにしてもらったりして気分を上げてトライしていたのですが、どうやら話を聞くと、お家ではおむつで過ごしていること、休日は保護者もおむつの方が楽だからとおむつにしているということがわかりました。
園でこれだけパンツで頑張って、おもらしがあってもトライしていたのに、家庭でおむつにしていたら子どもは出た感覚や、知らせることもしないし楽だから意味がないのに…と、せっかくYちゃんも頑張っていたのに残念なことになってしまい、さらに家庭での協力をお願いしました。
子育ての基本は家庭なので、園に頼りっぱなしにするのではなく、もう少し家庭で頑張ってほしいと思った出来事でした。

対応者の中での対応

無理にトイレに誘わず、機嫌の良さそうな時に誘い、お気に入りのパンツの話をしながらトイレに行くことが嫌にならないように工夫をしたこと、保護者にYちゃんの様子を伝え、家庭でもしっかりやってもらうように話をしたことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

入園までにおむつを外さなくてはと頑張ってくださる家庭が多いですが、月例の関係であったり、本人がなかなかトイレに行きたがらず、思うようにおむつが外れないということもあると思います。
ですが、最近はおむつを外さなくても良い、園に任せようという保護者の方が多く見られます。どうやったらおむつが外れるかなどの相談がある訳でもなく、焦る様子も見られません。園だけで頑張ったところで、家庭で過ごす時間が長いので、家庭でも頑張ってもらわなければなかなか外れません。
保護者の方と園での様子や家庭での様子を話しながら、子どもが楽しくスムーズな園生活を送れるようにしていけたら良いと思います。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ