保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

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トラブルが起きた背景

1年ほど前のことです。
Kちゃんは幼稚園に「たまごっち」を持ち込んでいたのですが無くしてしまいました。それで、保護者の方もかわいそうに思ってかまた同じものを買ってあげたそうです。
しかしまた幼稚園に持ってくると無くしてしまうのです。それが何度か続き流石に不審に思うようになりました。無くしたのであればどこかしらで見つかるはずだからです。しかし掃除をしても園内では見つからなかったため窃盗の可能性があると気付きました。
そこで保護者の方や園児に聞き込みをしたところ、どうやらKちゃんのお友達であるYちゃんが怪しいとのことでした。Yちゃんの弟くんが、たまごっちが家にいくつもあると教えてくれたため親同士の双方話し合いの結果、やはりYちゃんが盗んだとのことでした。子供たち同士でも話し合いをさせきちんと謝らせました。そして盗まれて困るものは持ってこないことというようにKちゃんにも伝えました。
その後、園児二人は友達ではなくなったようです。

対応者の中での対応

窃盗という難しい問題を、当人間でもしっかり話し合いをさせられたことは正解だったと思いますが、本人たちの間で友情は壊れたようです。
子供たちの、やってはいけないことを教えるために必要だったと思いますが、これが正しい対応であったかはわかりません。

今後同じ事例が起きた時の対処法

子供が犯罪行為をしているのに見て見ぬ振りは一番いけないことだと思います。悪いことは悪いことだと教えなければいけないと思っています。
しかし無理矢理矯正させるよりも、本人に何が悪いことで、それをしてしまうとどうなってしまうのかという気づきを得させることが絶対に必要だと思います。
自分の過ちで他の子がひどく傷ついてしまうということを教えるためにも、子供たち同士で踏み込んだ話をさせる時間を取るということは肝要だと思っています。親御さん同士で話をさせるとどうしても対処だけで終わってしまいそうなので、学びの場としても子供に気づかせてあげる機会を作るべきです。
しかし子供たち同士で、今後どのような関係にしていくかのさじ加減は大人が少し首を突っ込んでも良いかもしれません。報復のいじめにエスカレートしないように、アフターケアとして十分見張っておく必要もあるかと思います。

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