保育施設の事例
施設名: 幼稚園
幼稚園幼稚園教諭女の子
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
お迎えのときに、子供の帰宅準備ができているのにも関わらずずっと他の保護者とおしゃべりしていたため、速やかにお帰り下さいと声掛けした。
入園当初からいつも登園やお迎えには、園の敷地内で残って私語をするのは控えて下さいという手紙を渡してある。理由はもちろん職員の円滑な業務や近隣の人への配慮からである。大抵の保護者はお話すればわかってくれるが、保護者Tさんだけは他の保護者に注意していないときもあるのに自分だけこんなふうに言われるなんて変だと主張した。さらに具体的にその保護者たちの名前まで挙げて注意するべきだと言う。その場でTさんはおこったまま帰宅した。
園としては後日再度お手紙を出して注意を促し、個別に声掛けさせて頂くこともあると付け足すことにした。
対応者の中での対応
決まりごとに反していた保護者に対し、奇譚と注意できたのは良かった。
後日手紙で対応できたからいいものの、なぜ自分だけなのかと問われたときにすぐさま答えられなかったのは良くなかった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
園には園児や保護者に対するいろいろなお願い事があり、時には直接保護者に声掛けにしくいこともあるかと思います。
しかし決まりは決まりですので、見つけた都度で注意するのはとても良いことです。ただしどんな決まり事があったにせよ、全ての保護者に対し声掛けできる機会があるわけではない、ということは予め認識し保護者に伝えておくのが望ましいです。そうすればなぜ自分だけなのかと思う保護者からのクレームを未然に防げます。
またクレームが生じたとしても、個人間でやり取りするよりお手紙などで公にしてお願いしたほうが平等になりますし新たなトラブル対策にもなりますのでおすすめです。
園側としては常に平等を心掛けていることを、園児だけでなく保護者にも理解してもらえる行動をすべきです。