保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

性別 女性

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トラブルが起きた背景

年に一度のお遊戯会では、劇をやることになっていた。
配役決めは担任の仕事で、その年はMちゃんを主役の一人に選んだ。
しかしMちゃんはどうしてもやりたくないといい、説得を試みても頑なだったため違う役にすることに。主役は別の子にお願いすることにした。
しかし後日、Mちゃんの保護者のYさんから役を戻してほしいと言われた。他の子がやっているのを見て、自分もやりたかなったそうだ。すでに別の子に頼んでしまい、練習を開始したこともありYさんには申し訳ないがそれは出来ないと説明させてもらった。しばらくは納得がいかないようで何度も連絡をもらったが、結局はMちゃんにはまた他の行事で役を与えるということで納得してもらった。

対応者の中での対応

Mちゃんが嫌がったときに、一度保護者に相談しても良かったかもしれない。もう一度やりたがったとき、コロコロと役を変えることだけはしなくて良かった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

お遊戯会の配役決めは、園児だけでなく保護者にとっても大切な問題である。だからこそ園児がいやがり説得にも応じなかった場合、一度保護者に相談してみる余地はあるかもしれない。
しかしそれはその後のクレーム対策にもなるという意味であって、どうしてもその子にやらせなければならないという意味ではない。無理強いさせるより、役にこだわらず楽しくのびのびとお遊戯会に挑んでほしいからだ。役を決めたあとでやっぱりやりたいと言われたら、他の子のことも考えて安易に戻すべきではない。
どの役をやるかよりも、決められたことを実行しその子なりの表現ができるかが大事であることを伝えることが大切だ。それでも納得してもらえないときは、違う行事で役を与えるのも一つの手である。
園児みんな平等に考えているということは最低限理解してもらおう。

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