保育施設の事例
施設名: 幼稚園
幼稚園幼稚園教諭男の子
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男の子
トラブルが起きた背景
発表会の練習の途中で舞台の上でおしっこを漏らしてしまいました。
その場で他の先生にも手伝ってもらってすぐにきがえさせて、その時は舞台を使って練習できる時間は貴重でしたのでこちらも急いでおりました。
その為、その子にもおしっこに行きたいと思ったらちゃんと伝えてねと言って練習を再開しました。
しかしその後もすんだことで、その子の言いたい事はきけずそのまま保護者に報告してその日が終わってしまいました。
しかしその次の日からその子は頻繁にトイレに行くようになり、何かの途中でもトイレと言って行くようになってしまいました。保護者の方も家でもそうなってしまったと大変辛そうでした。
その後、卒園するまで続いてしまいました。
対応者の中での対応
特にありません。
今後同じ事例が起きた時の対処法
おしっこを漏らしてしまったときに、ゆっくり彼と向き合ってあげれば良かったんだと思います。その場で彼をせめたような言い方をせず、大丈夫だよ。誰にでもあるよと安心させてあげればもう少し状況が変わっていたのかもしれないと思いました。
お友達の前で漏らしてしまったショックやプライドのことなど、心のケアが足りてなかったと思います。状況に対応するより前に彼の心に寄り添ってあげることが大切であったと思います。
あとは周りの子にも丁寧にその子は悪くないことを伝えるように心がければ良かったです。それより以前におしっこにいきたそうな素振りがあったのかもしれない、もっと言いやすい雰囲気づくりも日常から気にしていなければならなかったのかもしれません。