保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭男の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

4年ほど前にまだ私が幼稚園教諭として働き、クラス担任をしていた時の話です。
年中クラスを受け持っていたのですが、ある日保育中にいきなり室内の電灯が1つパーン!と音がして消えました。
煙も出てきたのですが幸い子どもに破片などは飛び散らず、真下に子どもも居ませんでした。すぐに子ども達を別室に誘導し技術職員さんに連絡しました。
その時にYちゃんの鞄に割れた電灯から漏れた液体がかかったようで、不思議に思ったYちゃんはその液漏れした液体を触ってしまったのです。
慌てて止めたのですが間に合わず指が濡れています。すぐに石鹸で洗いましたが何度洗っても匂いが取れません。主任に報告し保護者への連絡も主任がしました。
Yちゃんのお父さんは電気関係の仕事をされていてカンカンに怒りました。
病院へ行くとのことでしたので、私も付き添い今後このような事が無いように謝罪しました。

対応者の中での対応

すぐに子ども達を別室に移動させた事は良かったのですが、液漏れに気付くのが遅く園児ひとりひとりの荷物にまで気が回らなかった点が反省点かと思います。
有害物質との知識もなく、石鹸で洗い流す以外の対処法を思いつかなったこともいけなかったと思います。病院へ付き添いひたすら真摯に謝る以外、対処法が無く無力な自分が情けなかったです。
診察後、問題が無く様子を見ることになったのでお父さまの怒りが治ったので良かったですが、今後はこのようなイレギュラーな出来事が起こった際には、子どもを避難させた後の荷物の管理や室内状況の把握、状況判断など冷静に行わなければならないと感じました。
Yちゃんに怪我や後遺症、肌荒れなどの問題が無く本当に良かったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

このような状況になった場合、とにかく1番に子どもを避難させて安全を守ってください。
そして完全に子どもを遠ざけてから自分自身の安全を確保しながら、現状を把握し何が変わったのかをよく見極めてください。
小さな変化を見落とさないためにもひとりでは無く、手が空いている先生に手伝ってもらうとより良いかと思います。起きてしまったことは仕方が無いので、ひたすら真摯に謝罪する姿勢が大切かと思います。
そうすれば思いが伝わり解決につながります。

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