保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

私の幼稚園では、年長児は夏休み中に1泊2日のお泊り保育をするのですが、保護者向けにその説明会をしたときの出来事です。
一通り説明を終えた後に質疑応答の時間を設けたのですが、その時に保護者のNさんが歯磨きの際にマウスウォッシュの使用を認めてほしいと言われました。
大人数でいっせいに歯磨きを行うことから、時間がかかることや安全面も考慮しそれはできないということをお伝えしました。それでもNさんは食い下がらず、虫歯になったらどうするんですか?と言ってきたのです。
困った私はその場で主任と園長先生と相談し、薬の服用同様、医師による使用依頼書類を提出してもらう条件で許可をしました。結局Oさんは諦めてくれました。

対応者の中での対応

1人の保護者の要求を聞いてしまったら、他にもマウスウォッシュの使用を認めて欲しいという保護者が出てくると思われるので、基本的にはできないということをハッキリ伝えられたのは良かったと思います。
また、その場に園長先生が同席してくださったのも良かったです。なにかイレギュラーなことが起きたときにすぐに判断してもらえるからです。
また頭ごなしに拒否するのではなく、きちんと理由を述べたうえでこちらからの条件も提示できたことも良かったと思います。
マウスウォッシュの使用は不可能ではないけれど、それを実現するためには医療機関にて書類を発行してもらう必要がある、という点で保護者のNさんも諦めてくれたので良かったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

このように保護者向けの説明会では、想定外の質問や要望を出される可能性もあります。
よって可能な限り、主任や園長先生にも同席してもらえるようにしておくと安心ですね。その場で判断できれば後々引きずらなくて済みます。
ちなみに保護者からの無理な要求は素直に受け入れてはいけません。他にも同じことを求めてくる保護者が出てくるからです。
あくまで子どもたちの安全やスムーズな保育活動が行えるようにという口実を前面に出せば、保護者の方も納得してくれることが多いです。

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