保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

園で残務整理中、夜8時半にyくんの父親(Yさん)より園に電話があり、我が子がいじめられていると電話口で大声で怒鳴られた。
yくんといつも仲良くしているmくんが意地悪をしてくると毎日泣いているが、園では見過ごしておりどうなっているのかと怒りがおさまらない様子であった。
父親は園に来る機会はほとんどないが母親からyくんの日頃の様子はよく聞いており、幼稚園児でもいじめがあるのだと一方的な理解をしており、謝罪をしろと終始怒鳴っていた。
電話口では一方的に怒りを話す勢いがおさまらず、後日園での様子をお伝えしたいので来園してもらう約束をして電話を切った。
翌日その旨を園長と主任に話し数日後、園長同席のもとyくん父親と懇談をした。
父親は少し冷静になっており怒鳴った事を謝罪してきたので、担任の私としても園でのyくんの様子を十分伝えていなかったことを謝罪した。
また実際はいじめの事実はなく、早生まれで自分の気持ちをうまく言葉にできないyくんが、mくんとのやり取りの中で十分に自分の考えが伝えられていないことに対してのもどかしさや苛立ちが「いじわるをされている」と父親に訴えた事に繋がっているのではと伝えた。
同時に具体的な園での姿を伝え、いきいきと生活しmくんとも楽しく遊べていると話した。今後もより具体的な姿を定期的に伝えていくことを約束し、父親は安心してお帰りになった。

対応者の中での対応

突然怒鳴られた時は驚き怖かったが、その場では聞くことに徹したのがよかったと思う。(正確には恐怖で何も言えなかったが。)
また、園長や主任にすぐ相談した事で事が悪化する前に最善の手を尽くせたように思う。
反省点は日頃の保育や準備などに追われ、子どもの様子を保護者に十分に伝えられていなかったことが保護者の中でより不信感や心配につながったように思う。
大事なお子さんを預っているので、日々の様子をまめに伝える事はとても大事なことだと反省した。

今後同じ事例が起きた時の対処法

やはりまずは話を十分に聞くことに徹する。相手の勘違いや一方的な思い違いがあったとしても反論はせず、ひとまず受け止める。
そして必ず会って伝えられるよう機会をもうける。話すべき事を事前にまとめ、保護者の不安や怒りにしっかり答えられるようにする。
また園のなかで起こっている事なので園長に相談し、最善の策を一緒に考えてもらうことが大事だと思う。
そのためにも日頃の保育のなかでの子どもたちの姿や保護者の事を園長、主任と話しておくことが大事だと思う。

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