保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭男の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

T君が年中の頃、延長保育での出来事です。
T君は発達障害の疑いのある園児で、先生達もいつも目を光らせて行動を見ていました。
室内遊びをしている時に、T君が同じ年中の女の子を執拗に追いかけ回しました。
ある程度様子を見て見守っていたのですが、あまりのしつこさに女の子も相当嫌がっていました。途中から笑いながら追いかけ回し、それを楽しんでいるかのように思えさすがに仲裁に入りました。
T君がすーっと逃げてしまったのでまずは女の子から話を聞くと、友達と遊んでいたのに邪魔をされて嫌だった、やめてと言ったのにやめてくれず追いかけてきたと言うことでした。
次にT君に話を聞くと、一緒に遊びたかったと言うことでした。その後2人と話をし、一応T君はごめんなさいはしたもののあまり納得のいかない顔をしていました。
ずっとその様子を見ていたのですが、あまりにもしつこく女の子も嫌がっていたので仲裁に入りました。
年中だったので、あまり早くに止めに入るのも良くないと思い見守っていました。
やめてと言っていたのでやめるかなと思ったのですがそれを楽しみだしてしまったので、良くないなと思いました。

対応者の中での対応

一人ずつ話を聞きその後で二人と話をしたことです。そして、ある程度様子を見守り行き過ぎないところで仲裁に入れたことも良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回は発達障害の疑いのあるT君と言うことで、少しコミュニケーションが取りずらいところがありました。
発達障害や自閉症など、だいたい3歳くらいから診断が付きその兆候が見られると言われています。
T君は人との関わり方が少し不器用で、他にも落ち着きのない様子が見られました。小学校でも加配の先生が付くなどの対応でした。
普通ならやめてと言われればやめることができますが、T君はできず自分の思いが先行してしまい一緒に遊べるまで追いかけるという行動になりました。
そのうちに嫌がる様子を楽しみだしてしまったので、そこで止める形になりました。
様々なタイプの子どもがいるので対応もその子に合わせたものになりますが、日頃から子どもたちの様子をよく観察し、接していくことで対応の仕方も見つかっていくのかなと思います。

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