保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭男の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

H君M君共に年長児の延長保育でのトラブルです。
2人は普段のクラスは同じでしたが、延長保育時に一緒に遊ぶことはあまりなかったです。
しかし、同じクラスなので関りは多くありました。
外遊びに行く際に、何やらクラスに二人だけ残り何か話しているようでした。
珍しく思い、それとなく様子を見ていました。しかし、一向に外に出てこないので話を聞きました。
M君がH君に何やら言いたいことがあったようで一生懸命訴えていました。
H君もしっかり話を聞こうとしていたのですが、上手く聞き取れず困っていました。
M君は元々発音が少し悪く、本人的にも上手く喋れずにもどかしく思う時もありました。
舌や口の使い方の問題なのか、M君自身も必死に話しているのに上手く伝わらず困っていました。最終的には「何言ってるかわかんない」とH君に言われてしまい、苦笑いしていました。
お互い必死になって相手と向き合っていたので、難しいなぁと思いながらも、M君の伝えたいことを一言ずつゆっくり聞くことにしました。
H君の早く外で遊びたいのに話を聞かなきゃいけないという思いを理解しながら、M君の話をしっかり聞くようにしました。
H君の「何言ってるかわかんない」という発言には少し棘があったので、優しい言い方にできたら良いねと話しました。
そこからは、先生も一緒に聞くから話を聞こうと提案し、3人で話しました。

対応者の中での対応

H君の外遊びをしたいもどかしさを察し、円滑に話し合いができるように努めました。
M君の発音に関しては仕方のないことなので、ゆっくりと聞きながら、2人に確認しながら話していきました。
そして、両者が納得のいくところまで話せたのが良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回の件では、滑舌や発音の悪さが発端となってしまいました。
体の構造上のものだったので仕方のない部分でもありますが、子ども同士だとそれはわかりません。
なので、仲介に入ることで一言ずつ確認しながら何を伝えたいのか話しました。
M君自身もこんなに必死で伝えてるのに何でわかってくれないの?と感じている部分と、「何言ってるかわかんない」と言われたことに悲しくなっていたり、そこで話すのを諦めてしまうことも大いにあるのではないかと思いました。
しかし、友達同士のコミュニケーションは今後も大切になっていくので、お互いに話す、聞く、ことの大切さが少しでもわかってくれたらと思います。

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