保育施設の事例

施設名: 幼稚園

幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

S君は他のお子さんと比べて肌が弱く、日焼けによる皮膚のトラブルが多い子でした。
体操教室の一環で、園庭に仮設プールを設置して夏時期だけプール活動を行ってましたが、S君は日焼けの跡が赤く腫れ上がってしまうという事で、水着の上にラッシュガードを着てもらう等対策をとってもらっていましたが、それでも顔や腕、首筋等の日焼けによる肌トラブルがあり、園でも小まめに日焼け止めを塗り、状況に応じて保湿クリームを塗るようにしてほしいという要望がありました。他の家庭からも同じような要望が多くある為、園では一人一人に塗ってあげる事はできないという事でS君の母親にも事情を説明してお断りした所、怒った母親が幼稚園にクレームをつけてきました。
母親には他の家庭からも同じ要望がある為、クラスの子全員に同じにしてあげる事が難しいという理由で断った事等説明が不十分だったことを謝罪し、登園前に家から塗って来てもらえるようにお願いし、今後もS君についての健康面での情報共有を丁寧に行っていきたいので、連絡帳や口頭でのやり取りを小まめにお願いしたところ納得してくれました。

対応者の中での対応

母親からのクレームに対してしっかりとこちらの意図を伝えて、どうしてそのような対応をしたかを明確に伝えられた事は良かったと思います。
またただお断りするだけではなく、今後のS君の健康状態に関するやり取りを小まめにしていきたいというこちらの思いを伝える事で、安心できる対応が出来た事は良かった点だと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

母親がどのような不安を持っているのかよく話をしっかりと聞いた上で、どう対応していくかを他のクラス担任や園長等と相談し丁寧に対応していく事が良いと思います。
もしどうしても要望に対して応えられず断らなくてはいけない状況の時には、こちらがどうしてそのような判断をしたのかを丁寧に伝える必要があると思います。
そうしないと母親のモヤモヤがいつまでも残ってしまい、信頼関係を失ってしまう事もあります。
少しでもS君の為になる事を一緒に考えていくのも良いと思います。

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