保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

10年ほど前に当時勤めていた保育園でのトラブルです。
子ども達との事より印象に残っているトラブルです。
当時私は受け持ちが無かったのですが、在園の年中さんの子どもさんの母親(Sさん)とのトラブルです。
トラブルと言ってよいのか悩みましたが一応そういった扱いになりましたので。
Sさんはシングルマザーで、どこにでもいそうな若いお母さんでした。
接点と言えば玄関でお迎えにきたSさんと軽くお話をするだけだったのですが、その雑談が日に日にプライベートな事に踏み込んでくるようになりました。
男性保育士が母親達の話題のネタになることが多々あったので気にはしていなかったのですが、ある日
「O先生、日曜日ベランダにお布団干してましたよね?」
と言われゾッとしました。
家を教えているわけもなく何故知っているのかと。
最初は偶然かと思い「ああ、はい」と相槌を打って終わったものの、
その後も「●●で買い物してました?」「●●にいました?」などとプライベートなことを把握しているような言動が増えたのです。
私はもしかしてと思い休日ベランダから周りを見回してみたところ、やはりSさんの車が遠方にあるのが見えました。
それだけではなく仕事帰りや休日、運転しているときにルームミラーを確認するとSさんの車が後方から着いてきているのが確認できました。
事を荒立てる気はない事と事実を上司に相談した結果、彼女が出来たと嘘をついてみてはという事になりSさんとお迎えの時の雑談がてら彼女が出来たと伝えたところ「あ、そ」とそっけない返事をされそれ以来付きまといはなくなりました。

対応者の中での対応

トラブル自体を荒立てずに収められた事です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

保護者の方が保育士に好意を寄せるというのは多々あります。
わたしは男性ですが、女性保育士に言い寄ってきたり好奇な目で見られるという事は男性より多いと思います。
そういう場合は変に騒ぎ立てたりせず、すぐ信頼できる上司に相談するべきでしょう。
保育園は子どもが主役なのですから、親や保育士が余計なトラブルを起こしたり騒いだりするべきではないと思います。
こちらがそう思っていても親御さん方がトラブルを持ち込むという事ももちろんあります。
ですからそういった場合はやんわりと、事を荒げず解決する方法がオススメです。
自分が出来そうにないなら上司や同僚に相談してみてください。
身の危険を感じるほどであれば話は別ですが。
子ども達の楽しい日常を守る事こそが保育士の本分だと思いますので、それに影響が出ないようにトラブルを収めるのもまた保育士の務めだと思います。

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