保育施設の事例

施設名:
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幼稚園幼稚園教諭女性

対応者

対応者

対応者

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

新卒1年目で担任を任されていた私は、入園式から緊張していました。
次の日から園児たちのバス通園が始まりてんやわんや。
降園時、車での送迎コースにいたクラスのKちゃんの母親が時間を過ぎても迎えに来ません。
私は職員室に戻り電話することにしました。すると母親のNさんは「何を言っているんですか、うちの子は帰りはバスで頼んでいます」と。
そうなんです、私がバスと車の送迎を勘違いしていたのです。
Kちゃんの乗るバスはまだ出発していなかったので慌てて乗車させることができましたが、Kちゃんが不安がっていたのも母親が憤慨いていたのもひしひしと感じ私は真っ青になりました。
Kちゃんが家に帰り着いたであろうタイミングで再び電話をしました。
すると母親は「信頼できる幼稚園だと思って入園させたのに裏切られた気分だ」「入園も元々大丈夫か渋っていたのでもう退園させたい」と話がありました。
私はどうすれば良いかパニックになり主任に相談、その日の仕事終わりに主任と二人でKちゃんの家へ行き謝罪することとなりました。
チャイムを鳴らすと冷静だが怒っていることがすぐに伺える母親のNさんが出てくれました。
一切私の顔を見ず主任と話をするNさん。私は誠心誠意の謝罪をするしかありませんでした。
主任と一通り話した後Kさんは「わかりました、私も過敏になりすぎていました、もう一度娘をよろしくお願いいたします」と言ってくれました。
私は思わずNさんの前で泣いてしまいました。その後顔を合わせるたびにKちゃんの様子を細かく伝えるのはもちろん、もう同じミスはしないと仕事に打ち込みました。
年度が終わる3学期末、「あの時は目くじらをたて責めてごめんなさい、この一年の娘の成長を見て、あの時幼稚園を辞めないで本当に良かったと思っています」とお話をしていただき、謝らなければならないのは私の方なのに、一年越しにやっと心から和解できたように感じやっと安心することができました。

対応者の中での対応

すぐに主任に報告し、一緒に家へ謝罪に行ったことは良かった点だと思います。
言葉の言い回しも謝罪の仕方も、当時の私は到底主任のようには言えなかったのでNさんも納得しやすかったと思います。
また、その後のかかわりとしてNさんを見かけると正直びくびくしてしまうところがありましたが、自分と向き合いNさんと向き合おうと逃げ出さなかったことものちの和解に繋がったのではと考えます。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回のケースはとにかく私の確認不足がまねいた事態だったので、日頃から注意を払って仕事に取り組むという初歩的なところを大事にしていくべきでした。
新卒だから、慣れていないからは私の思いであって、保護者からしたら大切なわが子の唯一の担任なのですから。
経験が少ないことを言い訳にせず、経験が少ないからこそそこを補えるよう精進していかなければと思います。
園児はもちろん保護者との信頼関係を築くこともとても大切なのだと知りました。

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