保育施設の事例
施設名:
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保育園保育士女性
対応者
対応者
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
11人クラスの2歳児クラスでの出来事です。
Aちゃんはとても賢い子でしたが、食事の面でほとんど自分で食べられない子でした。
保護者の方が高齢でできた子どもだということもあって少し甘やかしてしまっていて、家庭での食事は全て介助してあげているとのことでした。
月齢も高くスプーンやフォークも上手に使えるはずでしたが、食べる意欲そのものがないような感じでした。
集団生活の中でずっと食べさせてあげるというわけにもいないため、どうにか自分で食べてくれるようになってほしいと思い同じクラスを持つ保育士と相談し、Aちゃんを含む数名をひとつ下のクラスと一緒に食事をしてみるのはどうかと考えました。
お兄さんお姉さんだからという意識が出ている時期だったので、少し刺激になって自分で食べる意欲が出てくれればと思いやってみました。
他の子どもはいつもよりよく食べたのですが、その子はいつもと変わらず食べずに戻ってきました。Aちゃんは保護者にこのことを自分だけみんなと食べれなくて違うクラスで食べたと伝えたようで、それを聞いた保護者は1人だけ違うところで食べさせるなんて虐待と一緒だと言われてしまいました。
まずは不安にさせてしまうようなことをしてしまったため謝罪をし、今回のことに至った経緯を誤解のないように説明しました。
お家では食べさせてあげれば食べるのかもしれないが、保育園ではそれができないことやAちゃんにとって毎日ある食事の時間を楽しいものにしていきたいという思いがあったこともしっかりと話しました。
Aちゃんにとってはみんなと食べられなかったことが悲しかったことは事実なので、悲しい思いをさせてしまったことも謝罪しました。
しっかりと保護者と話ができたおかげで、家庭での関わり方も少し見直してくれる様子も見られるようになりました。
対応者の中での対応
独断で決めず、同じクラスを持つ保育士、栄養士、施設長ともしっかりと相談をしていたことで、保護者からの話があった際はスムーズに対応できたと思います。
悪かった点は保護者に対して相談をせずにこのような対応をしてしまったことです。先に話していればこのような誤解が生まれることはなかったと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずは保護者と相談して、家庭での関わり方を見直してもらうこと。
もしくはこのようにしていこうと思うのですがどうですか?と先に聞くことが大事だと思いました。
子どものためと思い保育士は日々考え動いていますが、話せるようになると家で話したことを保護者は100%信じてしまう人も多いです。
そして施設長、保育士としっかり相談し合うこともトラブルが起きた際の解決のスムーズさの鍵になると思います。
保護者にとっても全体で共有されていることは安心の一つになります。
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