保育施設の事例

施設名: 幼稚園

保育園保育士男の子

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

いつも遅めに来るMさん、保護者の方と離れるのを嫌がり毎日遅れて登園してくる。
Mさんが登園してくる頃には、朝遊びの時間が終わる寸前か片付けになっている。
なのでなかなか遊ぶことができない。
みんなで歌を歌ったり、ダンスをしたりするときも恥ずかしがり返事も小さい。
そのことが毎日のように続き登園がどんどん遅くなりがちになった。
保護者も仕事に行かないといけないのでいらいらは募ってくる。
登園してもなかなか保護者から離れずにいるので、保護者は保育者に預けて仕事に行く。友達からも遅いから一緒に遊べないといわれてさみしそうな様子だった。
Mさんが早く来るように、友達と一緒にたくさん遊べるようにMさんの得意な絵画を遊びの中に取り入れた。
すると「すごいね、楽しそう」と友達が近づき「教えて!」「もう一枚描いて」などの言葉が出てきた。
自信をつけたMさんは友達と楽しく過ごしだした。少しずつではあるが早く登園できるようになってきた。

対応者の中での対応

友達と一緒に遊べるようにその子の得意なものを遊びの中に取り入れ、集団の中で自信をつけることができたのが良かったのではないかと思います。
また保護者にも幼稚園の様子をこんなことで友達が喜んでいて、楽しそうにしていたなど事細かに伝えました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

なかなか保護者から朝離れない子どもをどうしたらよいかよく考えました。
納得して部屋へはいっても最初は泣いて怒ったり暴れたりとしますが、興味のあることや会話を楽しみながら寄り添っていました。
ただ部屋に入る前に片付けの時間になってしまうので、その日の帰りに明日はこの時間には片付けるよなどだいたいの時間の目安を伝えることで、自宅からの時間も変わってくるのではないかと思います。
保護者にも時間を伝えて、こんな遊びを用意するので楽しみに来てね。お友達も一緒に遊ぶのを楽しみにしているよと伝えました。
自分から楽しいと思えたら登園時間は早くなってきました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ