保育施設の事例
施設名: 幼稚園
保育園保育士女の子
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
性別 男の子
トラブルが起きた背景
想像力があり、ものを作るのが得意なD君、いつも、いろんなものを作り、友達に見せています。
D君の保護者から連絡があり、ある友達が「工作を家で作って、持ってくるように」と言ってくる。とのことでした。
D君に尋ねるとやはりそうでした。友達にも尋ねるとやはりそうでした。作り方がわからないけどかっこよかったので、どうしても欲しかったからだそうです。なので、友達に作り方を教える提案をしました。一緒に作り、それを使い一緒に遊びました。
対応者の中での対応
まず、なぜ、家で作ってくるのかが気になりました。その言葉も降園後に伝えているのも気になりました。
友達は、帰りの時に持っている工作を指さし言ったそうです。そして、明日の朝、遊びたかったそうです。
なので、Dくんが家で作るのではなくて、幼稚園で一緒に作るほうが楽しいことを伝えて、保護者にもそのことを伝えました。また、保護者には、D君は工作が得意でいろんなものをいつも作っていて、みんなもすごいと思っていることを伝えました。
保護者もなぜ、家で作るのかと思ったけど納得されました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まず、何故なのかということを考えることが大切です。
なぜ、家で作ってきてと言ったのだろう。また、なぜ、その子にだけ言ったのだろうなど保護者にとっては、仲間外れにされているのではないかと心配になってしまいます。
よく、幼稚園であったことを観察し、子供たちの活動、言動を把握することがとても大切だと思います。
保護者が直接相談されたときに、答えられることはすぐに答えると、信頼にも繋がると思います。
友達との関わりを大切にしながら、保護者にも信頼されるように常日頃から、よく見ることが大切です。