保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士男の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

保育園に勤めている時に2歳児を受け持った時の話です。
私のクラスのNちゃんはいつもパンツを履く事や下着を着る事をとても嫌がる子でした。
保育園での着替え時も素材の気に入らない物だと嫌がって脱いでしまいます。
トイレでしっかりと排泄が出来るようになりオムツに出る事もないので、トレーニングパンツを履かせる事になった時もトレーニングパンツの感覚をとても嫌がりました。母親もNちゃんの異常な嫌がり方をとても心配していました。あまりに嫌がる事が多い為、看護師に様子を見てもらい感覚過敏症ではないかという事だったので、母親にこんな症状かもしれないと伝えた所、その症状について調べた母親が脳の障害ではないかと言われたと思い込んでしまって、その後強く保育園を拒否される態度が見られました。
こちらの伝え方が至らなかった事を謝罪し、Nちゃんを障害児と決めつけたわけではない事を伝え今後の対応を相談しました。

対応者の中での対応

母親を傷つける事になってしまった伝え方を反省し謝罪し、これからのNちゃんへの対応を母親と一緒に話し合えた事は良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

母親は自分の子どもが他の子と違うのではないかという事に対してとても敏感になってしまうので、保育園で子どもの様子を伝える時には十分配慮が必要です。
特にマイナスな面を伝える時は、決めつけるような言い方になってしまう事は絶対避けなくてはいけないと思います。
今回のケースでは看護師からの助言があり、母親もなぜできないのかと悩んでいた為こちらから伝えたが、もう少し母親から家庭での子どもの姿や悩んでいる事等を聞き、どんな風に対応していったら良いかを話し合い経過を見てから感覚過敏という症状の子もいるという事を伝えた方が良かったと思いました。
また実際に伝える時は、看護師に同席してもらうようにする等も母親にとっては安心できるポイントかと思います。
母親が不安な気持ちでいっぱいになっている時は母親の話を沢山聞いてあげる事も大切です。
対策を一緒に考え園での対応を伝える、その経過をその都度知らせていき信頼関係をしっかり築いていく事も大切だと思います。

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