保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

保育園の2歳児クラスでの出来事です。
Sくんをいつも通り朝受け入れ、いつも通り日中は散歩に出掛け、特にトラブルもなく帰ってきました。
しかし活動が終わり保育園に帰り着替えをしていると、首の付け根辺りに傷跡があり少量出血した後が見られました。
その周りはアザが出来ていてすでに黒っぽい色になり、時間が経過しているように思えました。
すぐに看護師に知らせ処置をしてもらいました。降園の際、迎えに来た母親に首元に傷がある事を伝えると「家でぶつけるような出来事は何もないし朝もそんな傷はなかったので、保育園で出来た傷です。」とはっきり断言されました。
Sくんに何処かで痛い思いをしたかを確認しても、全てに頷くばかりで確認もできずです。
朝Sくんを受け入れた先生に確認しても、ちょうど服に隠れている所で気付きにくい場所だった為、分らなかったとの回答でした。
保育園としては明らかにかなりの時間が経過した傷だと思われたのですが、こちらが気づけなかった事を謝罪し、今後は朝の視診をより丁寧に行っていく事の大切さを再確認しました。

対応者の中での対応

怪我については怪我してからだいぶ時間が経っている傷に見え、おそらく保育園で出来た傷ではないと思われましたが朝の受け入れの際に気付けなかった為、母親に心配をかけた事を謝罪し今後は視診を丁寧に行っていくことで、このような事が繰り返されないように努めた事は良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

こちらに不備がないと感じるような怪我であっても、しっかりと把握できていなかった事を反省ししっかりと謝罪することが大切だと思います。
特に3歳未満児は自分の体調の変化を言葉で上手く伝えられない為、丁寧な朝の視診が必要です。
保育園では朝の受け入れと、降園時に子どもを受け渡す人が違ったりする事が良くあるので、トラブルを避けるためにも些細な体調の変化でも正確に伝え合えるような決まりを作って置くなど、先生同士の連携も大切だと思います。
そうすることで何か変化があった時にすぐに気付き、保護者に伝える事ができ保護者にも安心して預けてもらう事が出来ると思います。
また家庭での怪我や体調の変化等をこまめに伝えてもらう等、保護者にも呼びかけて協力してもらう事がトラブルを回避するためにとても重要な事だと思います。

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