保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士男の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

保育園の4歳児クラスの話です。HちゃんとNちゃんのよくある子ども同士の喧嘩がきっかけでした。
Hちゃんは気が強く何でも「私が一番。」が口癖の子でした。
Nちゃんは気は強いのですが、Hちゃんにはいつも言葉のやり取りでは負けてしまい、悔しい思いをする事が多かったようです。
その為、いつも家に帰ると「今日もHちゃんに意地悪をされた。」と話すようになりました。
毎日Hちゃんにいじめられたという話を聞かされていた母親は少しずつ不安が募っていったようで、ある日の担任との個人面談の際に担任の対応についての不満を泣きながら訴えたという事です。
Nちゃんがいじめられながらも毎日嫌がらずに登園する姿が、母親にはとても我慢をしているように映っていたようです。
担任が見ている様子ではお互いに自分の意見を言い合い、Nちゃんが一方的にいじめられているという印象ではなかった為、母親の話じっくりと聞き受け入れた上でNちゃんの園での様子を伝え、今後の対応を話し合い、今後母親にも気持ちをため込まずに気になる事はその都度相談してほしいとお願いしました。

対応者の中での対応

Nちゃんの話だけを一方的に信じて母親に謝罪するのではなく、Nちゃんの園での家庭とは違った一面が見られること等も伝え、今後の対応を話し合えた事は良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

頻繁に見られる子ども同士の喧嘩で、どちらか一方の意見だけを信じて対応してしまう事は避けた方が良いと思います。
自分がされて嫌だった事だけを家庭で話す事はよく見られる事だと思います。
母親が園の対応に不信感を持ってクレームを言ってきた時は、否定せずにしっかり最後まで話を聞いて気持ちを受け入れる事は大切な事だと思いますが、事実を確認せずに認めてしまうのではなく、こちらが実際に見ている姿を伝える事も大切だと思います。
その上で、今後の対応を保護者と一緒に話し合っていくことが大切だと思います。
子どもに関しての不安をすぐに伝えらえずに不安をため込んでしまうタイプの保護者もいるので、普段から子どもの様子をこまめに伝えたりと、気になる事はすぐに相談してもらえるような関係作りも大切だと思います。

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