保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

保育園で4歳児クラスを担任した時の出来事です。
Yくんは男の子ですがとても女の子の遊びや服装に興味が強い子で、遊ぶ相手も女の子でお人形遊び等を楽しむ子でした。
好きな色はピンクで、どことなく仕草や表現の仕方も女の子っぽい所がありました。
母親はYくんの事を「おっとりしていてパパ(旦那さん)の小さい頃に似ている。」と良く言っていました。
Yくんの担任だったN先生は、Yくんのおっとりぶりが普段から気になっていた為「男の子なんだから○○しなさい。」という言葉をよくYくんに言っていました。「これがいいの。」と全く気にする素振りのなかったYくんですが、実はかなり苦痛を感じるていたようで家に帰ると母親に「先生が男の子なんだから○○しないとダメっていう。」と話していたそうです。
それを聞いて母親が怒り「先生は好きな遊びをさせてくれない。個人の性格を考慮せずに決めつけて指導をしている。」と苦情が来たことがありました。
その為、誤解を与えてしまった事を謝罪し、様々な友だちとの関わりを沢山持ってほしいと思い違う遊びを促していたというこちらの思いを伝えました。

対応者の中での対応

こちらがどういった思いを持って、子どもにどう成長してほしくて伝えた言葉なのかを伝えられた事は良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今の時代ジェンダーの問題等もあり、特にこのような問題は丁寧に扱わなくてはならない問題だと思います。
毎日関わっている担任の先生は、他の子と比べてより気になる所が目に入る事が多いかもしれません。
しかし自分一人の感じた違和感だけで男の子だから、女の子だからと決めつけてしまう事は一番良くない事だと思います。
色々な個性を持った子がいるという事を理解する事も大切だと思います。
もし些細な声掛けで子どもや母親を傷つけてしまう事があったとしたら、しっかりと謝罪をする事と子どもに対してどんな思い、願いを持って言った言葉だったのかをきちんと説明することが大切だと思います。
この事例だと、子どもの遊びの幅を広げる為にこれからどう関わっていきたいと思っているかを保護者に伝える事で、信頼関係を失わないようにできればとても良いと思います。

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