保育施設の事例
施設名: 認定こども園
おもちゃの取り合いで他児を噛んだ事例
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女の子
事例・対処法の要点まとめ
おもちゃの取り合いで他児を噛んだ。
良かった点:すぐに怪我の処置を行ったことと、きちんと両方の保護者に説明をしたこと。
悪かった点:園児の性格を知っているにも関わらず、油断して行動を予測できなかったこと。
見守りだけで様子を見るのではなく、注意して介入タイミングを図る。
トラブルが起きた背景
去年の夏こども園の教室内で、園児のSちゃんとAちゃんがおもちゃの取り合いをしていたことは保育教諭3人ほどで状況は把握していたけれど、優しく注意・声掛けする程度で見守っている状況であった。しかし二歳のSちゃんはAちゃんの腕に噛み付いてしまい、そのことを油断していて予想できず防ぐことができなかった。
すぐに腕を冷やしたが3〜4日程跡が残るものになってしまった。
両方の園児の保護者にきちんとすべて説明しご理解頂けた。
対応者の中での対応
良かった点は、すぐに怪我の処置を行ったことと、きちんと両方の保護者に説明をしたこと。
悪かった点は、園児の性格を知っているにも関わらず、油断して行動を予測できなかったこと。
今後同じ事例が起きた時の対処法
普段の日々の生活から園児の性格や性質をしっかりと読み取って把握していき、状況に応じて園児の性格、言葉で伝えることがまだ未熟であることを踏まえて見守るだけで良いのか、介入したほうが良いのか考える必要があったと思う。
今回のことであればSちゃんは言葉で表すのがまだ苦手であったため、言葉にできないから行動に出してしまうということが普段からも性格としてわかっていたため、介入すべきであったと思う。