保育施設の事例
施設名: 認定こども園
保育士が保護者に間違えて他児の服を渡した事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
保育士が保護者に間違えて他児の服を渡してしまった。
保護者から連絡を受け、謝罪した。衣類は後日持ってきてもらった。
衣類を渡す際には思い込みで判断せず、よく確認することが大切。
トラブルが起きた背景
認定こども園で4歳児クラスのヘルプをした時の話です。
私はお昼寝時間の寝かしつけを頼まれ子供達を安全に見守っていました。
すると一人の男の子Y君が起き上がり「お漏らししてしまった」と悲しい顔をしています。
「大丈夫だよ、すぐに着替えようね」と声を掛け、Y君専用ロッカーから着替えを取り出して着替えをさせ、汚してしまった衣類はビニールに入れて園児共同の汚れ物ロッカーへ保管しました。
Y君の保護者がお迎えに来た時に詳しく事情を説明し汚れた衣類を手渡したところ、帰宅後に保護者から連絡があり「うちの子の服ではなく他の子の服が入っていた」とのことでした。
私は他の子の汚れ物をY君の汚れ物だと思い込み手渡してしまった様です。
保護者には電話口で丁寧に謝罪し、後日園に持ってきてもらう様お願いしました。
対応者の中での対応
お漏らしをした子にすぐ気づき、気持ちに寄り添いながら着替えをさせることが出来たことは凄く良かったと思います。
しかし、着替えをさせたことに満足し保護者への手渡しするものを誤ってしまったことは悪かった点だと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保育士も人間なので物の取り間違えや手渡し間違えはごくたまにあります。
しかし、保護者としてはたった一回の間違えでも保育園に対して不信感を覚えると思います。
今回はたまたま保護者からの連絡で発覚したことでしたが、もし連絡が無ければ園児の服がどこにいってしまったかわからない状態になり大事になってしまったと思います。
今回の私のミスは、Y君の服と渡し間違えた服が凄く似た色をしていたのでよく確認もせずそのまま保護者に渡してしまったことが大きな原因です。
物を渡す時には記入されている名前をしっかり確認し思い込みで判断しない様に対応した方が良いと思います。