保育施設の事例
施設名: 保育園
保育士が園児の父親から告白された事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
保育士が園児の父親から手紙で告白された。
園長に報告し、話し合いの場を設けた。保護者への注意と近づかない約束をして解決に至った。
一人で抱え込まずにすぐ報告し、相談することが重要。
トラブルが起きた背景
以前からYちゃんの保護者からの目線がとても気になっていました。
担任ではなく関わりもないのに、私が通る度に不敵な笑みでこちらを見ていました。
遅番や土曜保育で関わったことがあるので、最初はYちゃんに何かしてしまったのかと考えましたが、思い当たる節はありません。
先輩に相談し、「何もしてないから気にしなくて平気だよ。」と言われたので気にしていませんでした。
ある日、職員会議が終わり、自分の下駄箱を開けるとYちゃんの保護者から手紙が入っていました。
苦情かと思い手紙を開くと、「前から気になっていました。お付き合いして下さい。」と書いてありました。
対応者の中での対応
その日に園長に報告し、事実確認のため、次の日に保護者と私が呼び出され話し合いをしました。
今回は保護者に対して注意と、必要以上に近づかないという約束をして解決しました。
また、ご家族には誤解を招く恐れがあるので、手紙を書いた父親のみを呼んで話し合いました。
良かった点は、1人で抱え込まないですぐに園長に相談した点です。
自分で判断していたら、大変なことが起きてもおかしくなかったと思います。
保護者とのトラブルは付き物とは思っていましたが、子どもとのことではなく保育士に感情移入してしまうトラブルもあるんだなと感じた出来事でした。
Yちゃんにはいつも通り接することが出来た点も良かったです。
今回の件は外部に漏らさず、情報共有を内部の人だけに留めたことで大事にならずに済んだと思います。園長に迅速に対応していただけて安心しました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
先輩方や園長に必ず報告して、最善策を一緒に考えたいと思います。
個人の下駄箱を勝手に開けられないように工夫したり、下駄箱の名前を伏せて保護者に分からないようにするなど、対策が必要であるとも思いました。
また、「何かご意見がある場合は職員室へお越しください」と掲示することも有効だと思います。