保育施設の事例
施設名: 保育園
保護者と子供を家庭内暴力を振るう夫から守るため対応を図った事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
保護者と子供を家庭内暴力を振るう夫から守るため対応を図った
転園までの間トラブルを防ぐことができた
被害を受けている方への心身のケア、家庭内が荒れていることでお子様も何かしらのストレスを受けていないか注意深く観察
トラブルが起きた背景
以前勤めていた保育園での話です。
保護者であるAさん自身が、夫から家庭内暴力を受けている様子でした。
目を腫らして送り迎えをされたこともあったようです。
夫に黙ってAさんとお子様は引越しを予定しているところであったため、お二人の安全を守ることに注意しました。
Aさんからのご相談を受け、夫が迎えにきてもお子様をお返ししない。
また、夫からの問い合わせについてはお答えしないよう保育園としての対応を図りました。
その後お二人は引越しを済ませ転園も済ませられました。
対応者の中での対応
転園までの間、トラブルを防ぐことができた点は良かったと感じています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保育園にいる間だけではなく、今後の生活におけるご家族の身の安全を守っていく方法(転居先の市役所などへのDV相談など)について、何かアドバイスをすることができればより良かったと感じています。
家庭内暴力に関してはデリケートな問題であると思いますので、対応は細心の注意を図らなければなりません。
同時に被害を受けている方への心身のケアや、家庭内が荒れていることでお子様も何かしらのストレスを受けていないか注意深く観察、より丁寧な保育が望まれると思います。