保育施設の事例
施設名: その他
児童が保護者に好かれたくて嘘を伝えた事例
対応者
対応者 その他
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
児童が保護者に好かれたくて嘘を伝えた。
良かった点としては、Jさんの訴えを一通り傾聴して落ち着いてもらえたこと、関係機関と連携を取ったこと、以前からこういうリスクを考えて身体接触を制限するルールを作っていたことです。 悪かった点としては、今後の子供さんとJさんとの関係性を考えるともう少し良い伝え方があったかもしれないとは思います。
保護者の方、特に感情的になられている方への対応としては、まずは思いや考えなどを一通り話していただくことが有効です。相手の方がどういう思いがあって(あるいは思い違いがあって)、ということをこちらが理解しておくことが必要です。逆に言えば、相手の方が話している途中で施設側の思いや意見等を話してしまうとそこにずれが生じてしまうリスクも高いですし、相手の方としては受け入れてもらえなかったという思いを抱かれてしまうことが多いです。一通り話を聞いた上で、相手の思いを尊重した上で一緒に解決していきたいという方向性を示すことで、納得してもらえることが多いと思います。
トラブルが起きた背景
保護者のJさんから小学生の娘が家で話をしている時に、職員の膝の上に乗っている時にお尻を触られた、嫌がっているのにやめてくれなかったという訴えがあり、保護者とのやりとりの窓口に自分がなっているのでJさんから詳細なお話を聞くことに。かなりお怒りの状態でしたのでまずは訴えを一通り聞きました。該当職員と児童、またその場面を目撃していたと思われる児童にも話を聞いて対応することを約束し、管轄の機関にも連絡することを約束して納得してもらいました。うちの職場では基本的に職員から児童への身体接触は制限していることもあってそういう場面はなかったこと、児童がJさんから「何か嫌なことないの?あるやろ一つぐらい」と言われてJさんの機嫌を取るために言ってしまったということが発覚しました。管轄の機関とも相談し、Jさんには子供がJさんに好かれたくて嘘をついてしまったという形で報告することにしました。Jさんは半信半疑という感じでしたが、クールダウンする期間があったこともあってとりあえず納得してくれました。
対応者の中での対応
良かった点としては、Jさんの訴えを一通り傾聴して落ち着いてもらえたこと、関係機関と連携を取ったこと、以前からこういうリスクを考えて身体接触を制限するルールを作っていたことです。
悪かった点としては、今後の子供さんとJさんとの関係性を考えるともう少し良い伝え方があったかもしれないとは思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保護者の方、特に感情的になられている方への対応としては、まずは思いや考えなどを一通り話していただくことが有効です。相手の方がどういう思いがあって(あるいは思い違いがあって)、ということをこちらが理解しておくことが必要です。逆に言えば、相手の方が話している途中で施設側の思いや意見等を話してしまうとそこにずれが生じてしまうリスクも高いですし、相手の方としては受け入れてもらえなかったという思いを抱かれてしまうことが多いです。一通り話を聞いた上で、相手の思いを尊重した上で一緒に解決していきたいという方向性を示すことで、納得してもらえることが多いと思います。