保育施設の事例

施設名: 保育園

園児がおもちゃの取り合いで他児をひっかいた事例

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男の子

事例・対処法の要点まとめ

園児がおもちゃの取り合いで他児をひっかいた。

Tくんの思いを一旦受け止めてから、こちらの思いを伝えられたことは良かったです。 手が出やすいことはわかっていたので、もっと近くで見守りながら怪我につながる前に止められたら良かったと反省しています。

2歳児クラスは2〜3語文を話し始める時期で、言葉でのやり取りも少しずつ出てくる年齢です。子ども同士でのおしゃべりも増えていきますが、まだまだ言葉だけで思いを伝えるのは難しいことが多いです。思いが先行して体が動いてしまったり、上手く言えずに叩いてしまうことがあったりと大人の橋渡しが必要です。一見すると問題のある行動にもその子なりの思いが必ずあるので、まずは思いをしっかり聞いて受け止めていくことが大切です。また気持ちのコントロールが難しい子や、一緒に遊びたくてトラブルになりやすい子など一人一人の特性を把握して立ち位置を考えること、すぐに助けに入れる距離を見極めることが必要になってくると思います。

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トラブルが起きた背景

2歳児クラスの担任だった時の出来事です。おやつを食べ終えて保育室で遊んでいた時に、友達が使っていた車のおもちゃが欲しくなったTくんが何も言わずにそのおもちゃを取ってしまいました。おもちゃを取られた友達が取り返そうとすると、Tくんは相手のほっぺたをひっかいて怒ります。保育士はTくんが車のおもちゃを使いたかったという思いをまずは聞き取り「使いたかったんだね」と受け止めました。その後にひっかいてしまったことで友達が怪我をしたこと、おもちゃが欲しい時は「ちょうだい」と言うことを知らせていきました。

対応者の中での対応

Tくんの思いを一旦受け止めてから、こちらの思いを伝えられたことは良かったです。
手が出やすいことはわかっていたので、もっと近くで見守りながら怪我につながる前に止められたら良かったと反省しています。

今後同じ事例が起きた時の対処法

2歳児クラスは2〜3語文を話し始める時期で、言葉でのやり取りも少しずつ出てくる年齢です。子ども同士でのおしゃべりも増えていきますが、まだまだ言葉だけで思いを伝えるのは難しいことが多いです。思いが先行して体が動いてしまったり、上手く言えずに叩いてしまうことがあったりと大人の橋渡しが必要です。一見すると問題のある行動にもその子なりの思いが必ずあるので、まずは思いをしっかり聞いて受け止めていくことが大切です。また気持ちのコントロールが難しい子や、一緒に遊びたくてトラブルになりやすい子など一人一人の特性を把握して立ち位置を考えること、すぐに助けに入れる距離を見極めることが必要になってくると思います。

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