保育施設の事例

施設名: 保育園

園児が他児に噛みついた事例

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男の子

事例・対処法の要点まとめ

園児が他児に噛みついた。

A君のお母さんにどうして噛みつきが起こってしまったのかを伝え謝罪をした。 A君のお母さんはその時は納得した様子で、お互い様ですから!と帰られたが、次の日の連絡ノートには「今回だけではなく前にも噛みつきがあった。A君はいじめられているのではないか?」と不安をノートに書いてくれていた。これをきっかけに、子供の発達についてA君のお母さんと資料を見ながらゆっくり話をした。その後ほかの保護者の方とも、どうして噛みつきが起こるのか?をみんなで学ぶ時間を作り、2歳児の発達の特徴を理解して頂くようにした。 A君のお母さんが噛みつきがあったときの「お互い様ですから」という気持ちと、なんで?という気持ち両方私には理解でき、お母さんが素直にノートでなんで?と不安を吐き出してくれたことが本当に良かったと思う。 そして、それをきっかけに2歳児の発達の特徴を、日々の保育での事例を出しながら保護者の方と考える時間を作れたのが良かった。それをしたことで保護者の間も深まったように思う。 何より保護者が自分の不安を言える環境作りが大切で、保育士だから!と保護者に要求ばかりしてしまうと信頼関係も崩れていくのだろうなとこの事案で感じた。

今回は噛みつきがきっかけになったが、その他のトラブルでもまずは起きてしまったことを謝罪し、保護者の方が自分の気持ちを言いやすい環境を作ってあげる事。保護者は、自分の気持ちを言うことで子供が生活の中で不利になるのでは?と思う方もいる。だからこそ保育士と、保護者の関係を良くしていくことが今後にも生かされていく。

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トラブルが起きた背景

いつも元気なAくん、いろんなことに興味がありお友達のところにも自ら進んで関わろうとしている。
2歳児になると目の前のほしい物はすぐに手を出し、自分のものにしたくなるのが自然なこと。
ある日の夕方、S君が遊んでいるおもちゃに興味を持ったA君。
A君が使っているおもちゃを横取りしようと手をおもちゃにかけたとき、S君は取られたくない!その言葉がまだ言えないのでその時にできる抵抗「噛みつき」をした。
それを見ていた保育士がすぐに中間に入り噛みつきの対処した。

対応者の中での対応

A君のお母さんにどうして噛みつきが起こってしまったのかを伝え謝罪をした。
A君のお母さんはその時は納得した様子でお互い様ですからと帰られたが、次の日の連絡ノートには「今回だけではなく前にも噛みつきがあった。A君はいじめられているのではないか?」と不安をノートに書いてくれていた。これをきっかけに、子どもの発達についてA君のお母さんと資料を見ながらゆっくり話をした。その後、ほかの保護者の方ともどうして噛みつきが起こるのかをみんなで学ぶ時間を作り、2歳児の発達の特徴を理解して頂くようにした。
A君のお母さんが、噛みつきがあったときの「お互い様ですから」という気持ちと、なんで?という気持ち両方私には理解でき、お母さんが素直にノートでなんで?と不安を吐き出してくれたことが本当に良かったと思う。
そしてそれをきっかけに2歳児の発達の特徴を、日々の保育での事例を出しながら保護者の方と考える時間を作れたのがよかった。それをしたことで保護者の間も深まったように思う。
何より保護者が自分の不安を言える環境作りが大切で、保育士だから!と保護者に要求ばかりしてしまうと信頼関係も崩れていくのだろうなとこの事案で感じた。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回は噛みつきがきっかけになったが、その他のトラブルでもまずは起きてしまったことを謝罪し、保護者の方が自分の気持ちを言いやすい環境を作ってあげる事。保護者は自分の気持ちをいうことで子どもが生活の中で不利になるのでは?と思う方もいる。だからこそ保育士と保護者の関係をよくしていくことが今後にも生かされていく。

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