保育施設の事例
施設名: 認定こども園
園内で園児の服を紛失した事例
対応者
対応者 こども園保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男の子
事例・対処法の要点まとめ
園内で園児の服を紛失した。
衣類は見つかったが、母親への連絡が滞り、ご意見をいただく結果となった。
紛失が起こった場合はすぐに対応し、見つからなかった場合はお詫びとともにその旨を伝え対応していく。
トラブルが起きた背景
2歳児クラスのHくんは、弟が1歳で入園したばかりで、赤ちゃん返りからか園内でも自分の思い通りにならないと泣いて暴れたり、物を投げたりする姿が見られていました。
昨年の11月頃、園内にあるHくんの衣類かごの中身を母親が確認した際にズボンが1着ないと話がありました。
「園でも探してみます。」と声をかけ、その際は帰られました。
その後園内の他児の衣類かごの中身を確認しましたが、なくなったズボンは見当たりませんでした。
私たちも発表会前で忙しく、2週間程経ったのに母親に声をかけそびれていました。
その後、母親より連絡帳にて、「以前言っていたズボンはありましたか?」とのご意見をいただきました。
それを受けてクラス全員の保護者に確認しましたが見当たりません。
しばらくしてもう一度クラス内の園児の衣類かごの中身を確認したところ、Hくんのズボンを発見しました。
すぐに母親に返却し、謝罪しました。
対応者の中での対応
母親からズボンがないと聞いたときに、すぐに園内で見当たらなかったことを伝え、他児の保護者全員に確認するか相談すればよかったと思います。
園内での紛失物はすぐに対応しなければ、保護者との信頼関係に関わってくると再確認しました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保護者から探し物について話があった際にはすぐに対応し、見当たらない場合はクラス内に掲示し、他の保護者にも口頭で確認するなど、迅速な対応が必要になると感じました。
また、探している期間も保護者に探している旨を伝え、謝罪の言葉を伝えておくのを忘れないようにしたいと思います。
日々の保育の中で、保護者に園児の様子を積極的に伝えたり、家での様子を聞いたりして、保護者との信頼関係も少しずつ築いていきたいです。