保育施設の事例
施設名: 保育園
父親が怪我をした子供を見て怒鳴り込んできた事例
対応者
対応者 保育士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
父親が怪我をした子供を見て怒鳴り込んできた。
ものすごく怖い状況ではあったが、あまり腕っ節の強そうな父ではなかったことから(私が空手を長年やっていたからだが強かったのもあり)はっきりと毅然とした態度をとることができたことが解決に向けての良い点だったように思う。 また、園長が以前から父と母の関係性を見て知っていたこともありすぐに母に電話して状況を伝えることで、二度と同じことが起こらないように対策をとったのが良かったように思う。
どんなに小さなクレームでも必ず複数人で対応すること。特に遅番や早番(スタッフが少ない時間帯)でも複数人で対応する。 子供が少ないとシフト上スタッフが2人しかいないこともあるが、安全面を考え子供がいたとしても保育室内にクレーマーを入れ子供たちがいる中で対応する。4・5歳児であれば証人にもなりうるので絶対に一人で対処しないことが重要。 また怖いと感じたらそれは「=脅迫」なので躊躇なく警察を呼ぶべきだと思う。
トラブルが起きた背景
5年前の11月、保育園の玄関で私と園長が怒鳴り込んできた保護者(父)と話し合いをしました。
父は、その日の午前中に我が子が顔に擦り傷を作ったことについて怒っていた。
その子は2歳半の男の子なのだが、普段あまり運動をしていないようで走ることがおぼつかない様子で、ただその時期の子らしく友達とわいわい騒ぎたいので気持ちだけが前に進んでしまいよく転倒をしているような子であった。
その日は運悪く転んだ際に手が出ず右の眉毛の上を擦りむいてしまった。
母にはすぐに電話・写真を送信し了解を取っていたが、家に帰ってきて我が子を見た父が怒り狂って怒鳴り込んできた。
はじめ園長が対応していたが怒りが収まらず、たまたま通りがかった私が「警察を呼ばなきゃいけなくなりますよ」と話したことでお引き取りをしてもらう。
その後、母に電話するとそのことを知らなかったようで平謝り。
恥ずかしくなったのか申し訳なく思ったのか次の週から登園してくることは二度となかった。
対応者の中での対応
ものすごく怖い状況ではあったが、あまり腕っ節の強そうな父ではなかったことから(私が空手を長年やっていたからだが強かったのもあり)はっきりと毅然とした態度をとることができたことが解決に向けての良い点だったように思う。
また、園長が以前から父と母の関係性を見て知っていたこともありすぐに母に電話して状況を伝えることで、二度と同じことが起こらないように対策をとったのが良かったように思う。
今後同じ事例が起きた時の対処法
どんなに小さなクレームでも必ず複数人で対応すること。特に遅番や早番(スタッフが少ない時間帯)でも複数人で対応する。
子供が少ないとシフト上スタッフが2人しかいないこともあるが、安全面を考え子供がいたとしても保育室内にクレーマーを入れ子供たちがいる中で対応する。4・5歳児であれば証人にもなりうるので絶対に一人で対処しないことが重要。
また怖いと感じたらそれは「=脅迫」なので躊躇なく警察を呼ぶべきだと思う。