保育施設の事例

施設名: その他

療育施設の鍵の施錠が不十分で子供が脱走した事例

対応者

対応者

対応者 その他

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男の子

事例・対処法の要点まとめ

療育施設の施錠が不十分で子供が脱走した

すぐに気が付き保護できた、隠さずに家族に報告

子供達から目を離さないことが最も重要

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トラブルが起きた背景

療育施設の玄関にてaくんの来所対応をしていた際、同じくすでに来所していた療育中の他の子供達が遊びに夢中になり興奮して大声を出していた。

aくんの対応に当たっていたMさんが大声を出していた子供を落ち着かせようと、aくんから目を離して子供達の元に向かった際、aくんが玄関から脱走し施設外へ走って出て行ってしまった。

普段は子供が触らない高さに鍵が設置され施錠されている玄関だったが、子供達が集まり始める時間のため施錠を怠っていたため発生した事象。
すぐに気が付き追いかけて確保し無事に連れ戻した。

対応者の中での対応

悪かった点は、子供の脱走防止のために都度施錠をするというルールが守られなかった点。
良かった点は、常に周囲が見える範囲での小規模療育のためすぐに気が付き保護できたことと、隠さずに家族に報告、防止対策を説明し納得してもらった点。

親御さんからは、「特に目を離すと保護者から隠れたりわざと走り出すなどをするが、すぐに見つかる場所や距離までしか行かない」「家庭でも同様のことはよく発生するため、自分の子供(aくん)はおそらく事故になるようなことはないと考えられる」と言われた。
が、他の子供で同事案が発生した際に事故に繋がる可能性があるため、対策は重要である、と話し合った。

今後同じ事例が起きた時の対処法

子供相手のためどうしてもイレギュラーは発生する上、療育施設を利用する子供は発達障害を抱え意思疎通がスムーズに行かないことが多い。
同事案の発生を未然に防ぐという観点では子供達から目を離さないことが最も重要だと考えます。

多少流動的ではあるが、監督する人間がどの子供を見るか決め切ってしまうと不測の事態に対応できないことも多いです。


誰を見るのではなく何人見るか、その上で主に誰が誰を見ると決めておきイレギュラーに柔軟に対応できるよう配慮していくと良いと思います。

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