保育施設の事例
施設名: 保育園
療育中の子が泣いた赤ん坊を叩いた事例
対応者
対応者 アルバイト
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男の子
事例・対処法の要点まとめ
療育中の子が泣いた赤ん坊を叩いた。
すぐにSくんを離せた事は良かったが、乱暴が人に向くかもしれないと思っていなかった事が良くなかった。
加害してしまう可能性があるお子さんの情報を保護者にしっかり確認できると良いと思います。何が苦手で、これまで家庭でどんな困り事があったか聞いておけると危険を察知しやすくなると思います。また情報を職員間で共有し、誰かが何かをしなくてはいけない場面で目を向けられない時は、誰が様子を見ておく必要があるのか決めておけると動きやすいと思われます。また、手を出してしまうお子さんはどうして攻撃に出てしまうのか、原因となる要素を話し合って理解を深めることも大切に思われます。
トラブルが起きた背景
以前、療育でアルバイトをしていました。15人ほどのお子さんに対して職員4、5人で対応していた現場で、同年代の子どもと比べて発達が遅れており特別な手助けや理解が必要でした。4歳の活発な男の子Sくんがいました。少々物の扱いが乱暴で声掛けのかかせないお子さんでした。1日の予定が終わり保護者が迎えに来て終わりの会を行うのですが、その際に保護者が抱かれていた赤ちゃんが泣いていた所、泣き声が不快だったのかSくんが走っていって叩いてしまいました。すぐに私がSくんを離して別の職員が保護者対応をしました。特別なニーズのある子どもたちと分かっていたので保護者は仕方ないと許してくれていました。
対応者の中での対応
すぐにSくんを離せた事は良かったが、乱暴が人に向くかもしれないと思っていなかった事が良くなかった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
加害してしまう可能性があるお子さんの情報を保護者にしっかり確認できると良いと思います。何が苦手で、これまで家庭でどんな困り事があったか聞いておけると危険を察知しやすくなると思います。また情報を職員間で共有し、誰かが何かをしなくてはいけない場面で目を向けられない時は、誰が様子を見ておく必要があるのか決めておけると動きやすいと思われます。また、手を出してしまうお子さんはどうして攻撃に出てしまうのか、原因となる要素を話し合って理解を深めることも大切に思われます。