保育施設の事例
施設名: 保育園
給食時に園児の箸先が他児の目に入った事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女の子
事例・対処法の要点まとめ
給食時に園児の箸先が他児の目に入った。
親にすぐに連絡し、病院に連れて行って診察を受けた。
保育園の給食における安全対策を行い、事故を未然に防ぐことが重要。また、箸の危険性を子どもたちに理解してもらうことが必要。
トラブルが起きた背景
保育園の給食の時間に起きた出来事です。
私の勤める保育園では、給食の時間は4グループで机を寄せて食べるようにしていました。
いつものように給食を食べていた子供達でしたが、あるグループの会話が盛り上がっていることに気付きました。
静かにするよう注意を促そうと思った瞬間、男の子の持つ箸先が横に座っていたMちゃんの目に入ってしまったのです。
私が急いで駆けつけると、Mちゃんは目を押さえワッと泣き出しました。
急いで水道で目を洗い事務室へ連れて行きました。
箸が当たった白目の部分が充血していたので親にすぐに連絡し、園長の車で病院に向かいました。
お医者さんは、「当たった勢いが弱く白目の部分だったのが幸いだった。表面が充血しているだけだから大丈夫、すぐに赤みも引くでしょう」とのことで大事には至りませんでした。
対応者の中での対応
悪かった点は、最大の反省点として、日頃からもっと箸の使い方について注意をしておく必要があったことです。
また、子供達が興奮していることにもっと早く気付き声をかけていたらとずっと後悔しています。
良かった点は、すぐに病院に連れて行ったことだと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保育園の給食における安全対策をしていれば、未然に防ぐことができるかもしれません。
箸は先端が尖っているので危ない、ということをよく子供達に理解させる必要があります。
また、普段家で食事をしている時とは違い周りに友達がいることで子供は興奮しやすくなるので、静かに食事することをマナーとして教えると良いと思います。
もし目に箸などが入ってしまった際にはすぐに水で洗い流し、出来るだけ早く病院を受診することをお勧めします。