保育施設の事例

施設名: 幼稚園

保護者が園児の怪我から園に対し不信感を抱いた事例

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

保護者が園児の怪我から園に対し不信感を抱いた。

悪かったのは、とにかく何よりも私を含め職員が子供たちの行動に細心の注意をもっと払えていたらと言うことです。これはRさんにも何度か個人面談でお詫びし、改善を行うことをお約束して最終的に理解していただけました。 加害園児の母親からもお詫びの言葉がありました。 また園児数に対して職員の数が充分とは言えない様子があったためそれは上部に伝え、暴力的な園児に対応する職員をもう1名増やしてもらいました。 またRさんにはこのトラブル以前からも本当に些細なことでもクレームを感情的にぶつけてくるタイプの保護者だったので、そのような保護者にどのように接するのが良いのかベテランの先生方にアドバイスを聞き、Rさんに真摯に向き合うことで徐々に関係は改善されていったことです。

まずは園児の行動に細心の注意を配れる保育システムをしっかり整えることが大事だと思います。特に発達障害や暴力など問題行動を起こす園児はどの幼稚園にもおられると思います。 起きてしまった怪我はもう取り返しがつかないので、どのように今後それを起こさせない工夫をするかなど具体的な話をし被害者側の保護者に話すことも大事だと思います。 いわゆるモンスターペアレントのような保護者への対応ですが、どのようなこちらの行動で納得してもらえるか、信頼してもらえるか日々の積み重ねも大切だと思いました。例えば、毎日の園児のお迎え時に簡単なコミュニケーションをとってみるなどです。ただの一言でも毎日の積み重ねで、その保護者との関係が深まって改善していくのを感じました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

4年前幼稚園教諭として働いていた頃の話です。私の受け持っていたクラスでは約30人の園児が毎日登園していました。その中でも3名ほど問題行動にある暴力的な(発達障害含む)園児がおり、職員間でも他の園児との間に怪我が起きないよう職員がなるべく誰かが見ていたり、毎日細心の注意を払っているつもりでした。しかしある女の子のお父様(Rさん)が大変怒った様子で来園され、娘の腕に擦り傷があったこと、それが1人の暴力的な園児によるものだということでした。
傷自体は軽いもので、意図せずふとした拍子に手が当たってできたものだったようなのですがほんの一瞬の出来事で目撃した職員もおらず、女の子からも怪我をしたという申し出もなく誰も気付かなかったのです。(怪我をしたらすぐに周りの先生に伝えることになっていました)
Rさんはいわゆるモンスターペアレント気質だったため、その擦り傷のトラブルの時から職員に対する不信感がさらに高まり、クレームも増えて職員との関係改善に長い時間がかかりました。

対応者の中での対応

悪かったのは、とにかく何よりも私を含め職員が子供たちの行動に細心の注意をもっと払えていたらと言うことです。これはRさんにも何度か個人面談でお詫びし、改善を行うことをお約束して最終的に理解していただけました。
加害園児の母親からもお詫びの言葉がありました。
また園児数に対して職員の数が充分とは言えない様子があったためそれは上部に伝え、暴力的な園児に対応する職員をもう1名増やしてもらいました。
またRさんにはこのトラブル以前からも本当に些細なことでもクレームを感情的にぶつけてくるタイプの保護者だったので、そのような保護者にどのように接するのが良いのかベテランの先生方にアドバイスを聞き、Rさんに真摯に向き合うことで徐々に関係は改善されていったことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずは園児の行動に細心の注意を配れる保育システムをしっかり整えることが大事だと思います。特に発達障害や暴力など問題行動を起こす園児はどの幼稚園にもおられると思います。
起きてしまった怪我はもう取り返しがつかないので、どのように今後それを起こさせない工夫をするかなど具体的な話をし被害者側の保護者に話すことも大事だと思います。
いわゆるモンスターペアレントのような保護者への対応ですが、どのようなこちらの行動で納得してもらえるか、信頼してもらえるか日々の積み重ねも大切だと思いました。例えば、毎日の園児のお迎え時に簡単なコミュニケーションをとってみるなどです。ただの一言でも毎日の積み重ねで、その保護者との関係が深まって改善していくのを感じました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ