保育施設の事例
施設名: 保育園
園に対し保護者から担任代えや過度な要求があった事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
園に対し保護者から担任代えや過度な要求があった。
ここまで相談には真摯に対応して、保護者には寄り添ってきたところです。最後は毅然とした対応を取ったので、園内の混乱は避けられました。ただ、転園された園児については少し心配しておりますが、一園としてはこれ以上の対応は難しいと考えていました。
保育士としては保護者に寄り添うという役目もあるので、相談しやすい状態を作ることは大切だと思います。ただ、事例のように他の保護者と仲が良すぎると思われて、このような過度な要求に繋がることもあります。また、園児をしっかり保育し虐待やネグレクトの兆候を見る必要もあるので、保護者対応は優しくすれば良いわけでもないので難しいとは思いますが、傾聴だけでなく適度な距離感を保ち、時には客観的な意見や指摘をすることも大事であると痛感しました。
トラブルが起きた背景
園において保護者ママ友同士のトラブルが生じているようで、当該保護者から園に対する相談が度々あった。特定のお子さんと自分の子を近付けないでほしい。同じグループにしないでほしいとの要求。また、トラブル相手の保護者と親しそうにしている保育士について、担任を代えてほしいとの要求もあった。とにかく、保護者同士のトラブルが園児にも影響が起きるような状態でした。主任保育士である私が窓口になって対応しました。園長に相談して、毅然とした態度で要求通りの対応はできない旨を伝えたところ、転園されてしまいました。
対応者の中での対応
ここまで相談には真摯に対応して、保護者には寄り添ってきたところです。最後は毅然とした対応を取ったので、園内の混乱は避けられました。ただ、転園された園児については少し心配しておりますが、一園としてはこれ以上の対応は難しいと考えていました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保育士としては保護者に寄り添うという役目もあるので、相談しやすい状態を作ることは大切だと思います。ただ、事例のように他の保護者と仲が良すぎると思われて、このような過度な要求に繋がることもあります。また、園児をしっかり保育し虐待やネグレクトの兆候を見る必要もあるので、保護者対応は優しくすれば良いわけでもないので難しいとは思いますが、傾聴だけでなく適度な距離感を保ち、時には客観的な意見や指摘をすることも大事であると痛感しました。