保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士男性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

私が以前勤めていた保育園でトラブルがありました。K君という子がいました。
毎日毎日母親に保育園に連れてこられるのですが、保育士が近づこうとしても幼稚園の入り口で火のついたように泣き母親から離れようとしませんでした。
ある日ついにK君のお父さんも朝来られてご両親はともにハラハラされた表情でした。
私がK君が来たのに偶然気づき「Kちゃん、おはよ~。」というとK君はニコニコした顔で抱き着いてきたので抱っこしました。
それを見たK君のご両親はホッとした様子で
「こんなの初めてです。良かったです。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」
とおっしゃってくださいました。
K君はおもらしが多かったので、忙しい保育士たちがちょっとその対応を嫌がっているなという空気があったので(そういう理由からではないですが)私はいつも大喜びしてK君含め園児のおむつを替えていました。
それが朝の送りの時の笑顔につながったと思っています。

対応者の中での対応

どの子も差別せず対応していて良かったと思いました。
親御さんのホッとしたお顔を見れて良かったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

子供は聡いので誰かに嫌われていたり好かれていたりというのは分かります。
K君は幼稚園が怖くて嫌な場所だと思っていて泣いていたはずです。
子供は流ちょうに話せない代わりに泣いたりしてシグナルを発してくれます。
保育士は書類を書く仕事も多いですが、それでも泣き出した子がいたら、その時に出来るだけその子のことを気にかけ、頭をなでてあげたり抱っこしてあげたり出来るはずです。
どの子もかけがえのない大切な存在ということを忘れないでください。

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