保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

保育活動の中でMちゃんがうまく伝えられないことがありました。言わないとわからないよ、何かお話してという保育士に対しずっと沈黙のままのMちゃん。普段Mちゃんはよくしゃべるし声も大きいしおてんばな女の子。誰に対しても臆せず話しかけるし目立ちたがり屋。でも緊張しやすかったり失敗が怖かったり少しビビりなところもある性格。そんなMちゃんは一つ注意されたことが気に入らなかったようでずっと立ったまま。納得いくまで話したいのか、何が納得できないのか、どうしたらいいのかなど聞いても応えず。私も他の子との対応もあるので気にしながらもそのままにしておきました。給食の時間になり、いつまでも立ったままなので給食の用意もできておらず、もう給食の時間だからとりあえず食べたら?と促すも頑として動かず。みんなが食べ終わるころにさすがに焦り私が給食の用意をして食べてもらいました。Mちゃんが降園し夕方ごろMさんから電話がありました。Mちゃんが今日給食を食べてないと言っているとのこと。私は丁寧に詳しく事情を説明し、私にも自分の対応に対して非があったことを謝罪しました。するとMさんも食べたならそれでいいし説明を聞いて納得したことを話してくれました。その後登園時に直接会ったタイミングで改めて謝罪し和解しました。

対応者の中での対応

Mさんとの普段の会話や対応からMさんがさっぱりしている性格であることは知っていました。だからこそ丁寧に対応したことでトラブルが長引かずに済んだのかなと思います。またその後も謝罪し、もういいです大丈夫ですと言ってくれたことでその後も特に尾を引くことなくMさんMちゃんと関わることが出来ました。それからはMちゃんに対してだけでなく、私自身の子どもたちへの対応も考えて行こうと自分なりに成長材料としました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

自我がある子どもへの接し方やこうなってほしいという自分の気持ちと、それに対しての返答が期待外れだったときの対処の仕方とか日々勉強だと思いました。子どもの気持ちを一番に考えることは当然ですが、その気持ちを乗り越えてほしいという担任からの思いもありますよね。そこに大きなズレがあるとトラブルが起こってしまうのだと思います。レベルを高く設定していると妥協することも難しいですし子どもにとっても辛くなってしまう、保育士の中での葛藤もたくさんあると思います。子どもが何を考えどうしたいのか、どうしてほしいのか。改めて考えたらそんなに叱ることじゃなかったとかもっとこういう風に言ったら納得してくれたのかもとか反省することも多々あると思います。それを踏まえて保護者の方に対する説明や謝罪の仕方など、トラブルがあったときのその後の対応がかなり重要と思いました。真実を伝えるものの決して子どもが悪いわけじゃなく自分の対応不足だと謝罪し反省し気を付ける。そういったことを真摯に行っていけば保護者の方とも信頼関係が築けるし保育士としての株もあがるのだと感じました。

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