保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

私の勤める保育園は昨年までは園内販売による写真販売を行っていましたが、保育者の仕事負担の軽減やお金のやり取りを減らすということからオンラインの写真販売を開始しました。オンラインの写真販売を行う前に、保護者会にてしっかりとオンライン販売に関する説明会を行いました。今年度からの写真販売の方法はオンラインの写真販売の業者と保護者間のやり取りで、保育園は基本的に介入はしないシステムです。ですが初めてのオンライン販売の期間中にWさんは写真購入をし忘れてしまい、子供の誕生会の写真を買えませんでした。すると保育園に対してお金は払うから再販をしてくれるように両親で頼みに来ました。園としては対応できかねると伝えましたがなかなかあきらめてもらえず、一定期間保育者と保護者の関係性が悪くなってしまいました。時間がたって以前のような関係性に戻りました。

対応者の中での対応

良かった点は、Wさんのケースで再販をしてしまうとほかの家庭でも再販をすることになってしまうので、園として一貫した対応ができたことです。悪かった点は、再販はしないことを説明会で伝えるべきでした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

子供の写真は保護者にとっては保育園での様子を知るためや、園に預けている間の子供の成長を記録するためのものだったりと、非常に重要であり大切なものであるということは理解し共感してあげたうえで、保育園のルールとして一貫した対応をとることが大切だと考えます。同情してしまい1つの家庭に前例を作ってしまうと、ほかの家庭にも同様の対応を取らなければならず、結果として保育園の業務負担が増えることにつながってしまいます。どのような場合も対応できません。と新たにオンラインの写真販売を始めるタイミングで説明しておけば保護者ももっとあきらめがつきやすく、保育者との関係性が悪くならなかったと思うので新しいシステムを導入する場合は、考えられる様々なネガティブなケースに対してのルールもしっかりと説明することが、より良い結果につながると思います。

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