保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女の子
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男の子
トラブルが起きた背景
3歳児クラスの進級前最後の遠足の時に起こった話です。Hくんはたまごアレルギーがあるので、ご飯の時間は必ず保育士が側につくことが決まっていて、それは事前のミーティングで全体にも周知されていることでした。いざお弁当の時間になり蓋を開けると、中にはアレルギーだと言われている卵焼きが入っておりましたが、保護者からはそれについて事前に何も言われておらず、遠足先から保育園に連絡。誰か保護者から何か聞いてる人はいないかの確認をとってもらいましたが、誰も聞いておらず保護者に連絡をする事になりました。すると、今お試ししているのだと言われたそうですが、園では何も聞いていなかった為、H君は確認が取れるまで待たなくてはならず、早く食べたいのに食べられない状況は見ていて可哀想だったと担任は話していました。保護者と連絡が取れた後すぐに園からの折り返し連絡がきて無事に食べる事が出来ましたが、アレルギー児の保護者に対しては、中身の確認を事前にしないといけないと感じました。また、それからは確認が行われる様になりました。
対応者の中での対応
そばにつくと決めていたことで、お弁当の中にアレルギーの物が入っていることに気づけて、園に連絡するなどのスムーズな対応ができた。
今後同じ事例が起きた時の対処法
アレルギーは一歩間違うと命にも関わる出来事になります。なので、保護者とのやりとりを密に行う事が大事になるかと思います。今回の場合ですと、園にアレルギーとして伝えているものはお弁当には入れない、入れるなら事前に伝えてほしいことをお願いしておくのが良かったのではないかと感じます。そうする事で、遠足先でバタバタすることも子どもを待たせる事も無かったと思います。また、アレルギーの子のお弁当については、出発前に必ず中身をチェックしておくことで、コレは入っていた、入っていないと目視する事で、お弁当の中身を交換して食べてしまい…というトラブルも防げて、より安心に繋がるのではないかと思います。必要なら写真を撮っておくと更に安心かもしれないですね。